特許
J-GLOBAL ID:200903039246652502

磁気特性及び被膜特性に優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-354488
公開番号(公開出願番号):特開平11-181525
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 大型の電磁鋼板のコイルにおいても、ロータリーキルン焼成のMgO を焼鈍分離剤の主成分として用いた場合にも、優れた被膜特性と磁気特性が得られる方向性電磁鋼板を製造する。【解決手段】 焼鈍分離剤用のMgO として、次に示すMgO を用いる。すなわち、焼成することによりMgO を生成するMg元素含有原料を焼成してMgO とし、このMgO を水和させて比表面積4.0 〜15.0m2/g、結晶子のc軸平均径25〜150 nm、a軸平均径50〜1200nmのMg(OH)2 とし、このMg(OH)2 をロータリーキルンで再焼成して得られた、40%CAA 値が40〜100 秒、80%CAA 値が120 〜400 秒、比表面積が12〜35m2/g、Ig.loss が0.7 〜2.8 wt%であるMgO 。
請求項(抜粋):
方向性電磁鋼板用スラブを熱間圧延とそれに続く冷延圧延工程により最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、次いで鋼板表面にMgO を主成分とする焼鈍分離剤を塗布してからコイル状に巻き取り最終仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記焼鈍分離剤用のMgO として、下記に示すMgO を用いることを特徴とする磁気特性及び被膜特性に優れる方向性電磁鋼板の製造方法。記Mg元素含有原料もしくは初期原料から製造したMgを含む物質を焼成してMgO とし、このMgO を水和させて比表面積4.0 〜15.0m2/g、結晶子のc軸平均径25〜150nm、a軸平均径50〜1200nmのMg(OH)2 とし、このMg(OH)2 をロータリーキルンで再焼成して得られた、40%CAA 値が40〜100 秒、80%CAA 値が120 〜400 秒、比表面積が12〜35m2/g、Ig.loss が0.7 〜2.8 wt%であるMgO 。
IPC (4件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 8/12 ,  C23C 22/00 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 9/46 501 B ,  C21D 8/12 B ,  C23C 22/00 A ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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