特許
J-GLOBAL ID:200903039247484450

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150591
公開番号(公開出願番号):特開平8-320086
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 閉状態から開状態に切り替わったときに発生する圧力振動による耳障りな騒音を十分に低減でき、駆動電気回路が安価な電磁弁を提供する。【構成】 流入通路13と流出通路14間の圧力差が所定値未満の場合にて電磁石装置を非励磁とすることによりリターンスプリング37がピストン28を上昇させて弁部32を小径弁座31から離間させ、孔34が弁室16に連通する。電磁石装置を励磁することにより弁部32を小径弁座31に着座させ、大径弁座30の径と小径弁座31の径との差と流入通路13と流出通路14との間の圧力差により弁部32の着座状態を保持させ、電磁石装置を非励磁とすることにより流入通路13を小室27とオリフィス35を介して弁室16に連通させる。
請求項(抜粋):
ボデーとこのボデーに固定された電磁石装置とによってボデー内に弁室が形成されており、この弁室には前記電磁石装置の可動鉄心に一端部を結合されたロッドの他端とこのロッドの他端の外周をロッドから離間して取り巻く固定スリーブおよびこの固定スリーブ内に液密に且つ摺動可能に嵌合していて固定スリーブ内に前記ロッドの他端が位置する小室を形成するピストンが配置されており、前記ロッドの他端には前記電磁石装置の励磁時に前記ピストンに設けられた大径弁座に着座して同弁座の中心の孔を閉鎖し且つ前記ピストンをそのリターンスプリングに抗して押動して前記ピストンに形成された他方弁部を前記ボデーに設けられた小径弁座に着座させて同弁座の中心の孔を閉鎖させる一方弁部が形成されており、前記大径弁座の中心の前記孔は前記他方弁部の中心に開口しており、前記小室は前記固定スリーブまたは前記ピストンに設けられたオリフィスにより前記弁室に連通しており、前記ボデーには前記小径弁座の中心の前記孔に連通している高圧液の流入通路と前記弁室に連通している流出通路とが形成されており、前記大径弁座と前記小径弁座の径の差は、前記流入通路の圧力が前記流出通路の圧力よりも所定値以上高い場合において前記電磁石装置が励磁されて前記一方弁部が前記大径弁座に着座するとともに前記他方弁部が前記小径弁座に着座させられたときに前記流入通路と流出通路間の圧力差により前記リターンスプリングに抗して前記他方弁部の着座状態を維持する力を発生させるように設定されていることを特徴とする電磁弁。
IPC (4件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 385 ,  B60T 8/36 ,  B60T 15/36
FI (4件):
F16K 31/06 305 Q ,  F16K 31/06 385 A ,  B60T 8/36 ,  B60T 15/36 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-270186   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

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