特許
J-GLOBAL ID:200903039266868129

超音波ビーム形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358812
公開番号(公開出願番号):特開平10-293171
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】エコー信号の時間遅延および加算により超音波ビームを形成する超音波イメージング・システムに関し、受信超音波エコーデータをフィルタリングしデシメーションする手段。【解決手段】各々のビーム形成チャネルは、3段の複素FIRフィルタ100を有し、第1段は、実数サンプルしか持たず、他の段は、同相(実数)および直角位相(虚数)サンプルより成る複素入力を持ち、各々のレジスタ・パイプラインは、直列接続の多数のレジスタで構成し、同期してクロック作動し、エコーデータ・サンプルを記憶し、各々のレジスタは、対応FIRフィルタのタップに出力を持つ。第2及び第3段では、FIRフィルタ上のタップは、Iパイプラインからの実数データ・サンプルおよび/またはQパイプラインからの虚数データ・サンプルから成るデータ・サンプルを受取り、該複素データ・サンプルは複素フィルタ係数と乗算・加算し、データ・サンプル出力を形成する。
請求項(抜粋):
多数のビーム形成チャネル(35)および該多数のビーム形成チャネルにそれぞれ結合された多数の入力を持つ加算器(36)を有するビーム形成装置において、前記加算器の出力に接続された入力を持つ複素FIRフィルタ回路を含むことを特徴とし、該複素FIRフィルタ回路段が、第1のサンプリング速度でクロック作動され、各々のサンプリング期間に、入力のディジタル・サンプル流から導き出したそれぞれの複数の相次ぐディジタル・サンプルを出力する複数の出力を持つ第1のレジスタ・パイプライン(108)、少なくとも1つ置きのサンプリング期間に、前記第1のレジスタ・パイプラインから出力された前記複数の相次ぐディジタル・サンプルに第1組の複素フィルタ係数を適用することによって導き出した同相フィルタリング済みディジタル・サンプルおよび直角位相フィルタリング済みディジタル・サンプルを出力する第1のフィルタリング手段(110,112)、前記第1のサンプリング速度よりも低い第2サンプリング速度でクロック作動され、各々のサンプリング期間に、前記第1のフィルタリング手段から出力された前記同相フィルタリング済みディジタル・サンプルから導き出したそれぞれの複数の相次ぐディジタル・サンプルを出力する複数の出力を持つ第2のレジスタ・パイプライン(114)、前記第2サンプリング速度でクロック作動され、各々のサンプリング期間に、前記第1のフィルタリング手段から出力された前記直角位相フィルタリング済みディジタル・サンプルから導き出したそれぞれの複数の相次ぐディジタル・サンプルを出力する複数の出力を持つ第3のレジスタ・パイプライン(116)、並びに少なくとも1つ置きのサンプリング期間に、前記第2のレジスタ・パイプラインから出力された前記複数の相次ぐディジタル・サンプルと前記第3のレジスタ・パイプラインから出力された前記複数の相次ぐディジタル・サンプルとに第2組の複素フィルタ係数を適用することによって導き出した同相フィルタリング済みディジタル・サンプルおよび直角位相フィルタリング済みディジタル・サンプルを出力する第2のフィルタリング手段(118,120)を有している、ビーム形成装置。
IPC (5件):
G01S 7/526 ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/22 501 ,  H03H 17/06 611 ,  H04R 17/00 332
FI (5件):
G01S 7/52 J ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/22 501 ,  H03H 17/06 611 ,  H04R 17/00 332 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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