特許
J-GLOBAL ID:200903039309974203

転がり軸受の密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-369514
公開番号(公開出願番号):特開2003-172367
出願日: 2001年12月04日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 シールリップに内輪のシール溝の側面に摺動接触する主リップ部と内輪外周面に近接するラビリンスシール部を備えた密封装置において、軸受の内圧上昇時におけるグリースの漏出を抑制することのできる転がり軸受の密封装置を提供する。【解決手段】 ラビリンスシール部52bの内輪外周面12に対向する面Fに、内輪外周面12に接近するように非接触のもとに突出する少なくとも1個の突部52cを形成することにより、軸受内のグリースが内輪1の回転時にラビリンスシール部52bと内輪外周面12との間で内輪1に連れ回りするように流動するグリースが突部52cによりせき止められ、その突部52cの下流側にグリースの滞留しない箇所が生じ、この部分を通じて軸受の内圧上昇時に軸受内部の空気が逃げ、内圧に起因してグリースがラビリンスシール部52bを介して外部に漏出することを防止する。
請求項(抜粋):
転がり軸受の内・外輪間に形成される環状空間の軸方向端部を封止する密封装置であって、全体として環状をなし、その外周部が外輪に固着され、かつ、内周部には弾性材料からなるリップが形成され、そのリップは、内輪の肩部に形成されたシール溝の軸受外方を向く側面に当接する主リップ部と、その主リップ部の外周側に位置して、内輪のシール溝より軸方向内側の外周面に対して所定の間隙を介して対向するラビリンスシール部を有する転がり軸受の密封装置において、上記ラビリンスシール部の内輪の外周面と対向する面に、当該内輪外周面に接近するように非接触のもとに突出する少なくとも1つの突部が形成されていることを特徴とする転がり軸受の密封装置。
IPC (3件):
F16C 33/78 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/80
FI (3件):
F16C 33/78 D ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/80
Fターム (17件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016BB17 ,  3J016BB28 ,  3J016CA02 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101BA56 ,  3J101BA73 ,  3J101CA16 ,  3J101EA63 ,  3J101EA77 ,  3J101FA13
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 転がり軸受の密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-195298   出願人:光洋精工株式会社, 東洋シール工業株式会社
  • 特開平1-169175
  • 特開平1-169175
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