特許
J-GLOBAL ID:200903039358751244

画像シーケンスにおける画像の変位を求める方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-604601
公開番号(公開出願番号):特表2002-539683
出願日: 2000年01月15日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】本発明は、画像シーケンスにおける画像の変位(15)を求める方法および画像シーケンスにおける画像の変位(15)を求める装置に関する。これはたとえばカメラの動きの補償などのために用いられる。この場合、変位(15)を求めるため画像における複数の画像領域(6,7,8)が使用される。その際、各画像領域(6,7,8)は画像の所定位置にそれぞれ設けられており、また、各画像領域(6,7,8)はそれぞれ所定のサイズをもち、たとえば画像の種々の方向で所定数の画素を有している。本発明によれば、たとえばカメラの動きにより引き起こされる画像の動きが、補正すべき画像の部分領域における画像の動きに重畳された付加的な動きから、以下のステップによって分離される。すなわち、画像の様々な位置において、付加的な動きの伴わない動きの発生する確率を求めるステップと、それぞれ1つの画像領域(6,7,8)について、その1つの画像領域(6,7,8)内で付加的な動きの伴わない画像の動きの発生する確率に依存して、位置とサイズを求めて固定的に設定するステップと、複数の画像領域(6,7,8)のうち少なくとも第1の画像領域(6,7)を、変位を求めるために優先的に利用するステップとによって、上記の分離が行われる。
請求項(抜粋):
画像シーケンスにおける画像の変位(15)を求めるため画像における複数の画像領域(6,7,8)を使用し、各画像領域(6,7,8)をそれぞれ所定の画像位置に設け、 各画像領域(6,7,8)に所定のサイズをもたせ、たとえば画像の種々の画像方向で所定数の画素をもたせる形式の、 たとえばカメラの動き補償などのために、画像シーケンスにおける画像の変位(15)を求める方法において、 たとえばカメラの動きにより引き起こされた画像の動きを、補正すべき画像の部分領域内の画像の動きに重畳された付加的な動きから分離し、該分離にあたり、 1つの画像の種々の位置で、付加的な動きの伴わない画像の動きの発生する確率を求めるステップと、 それぞれ1つの画像領域(6,7,8,9)について、該1つの画像領域(6,7,8)内で付加的な動きの伴わない画像の動きの発生する確率に依存して位置とサイズを求めて固定的に設定するステップと、 複数の画像領域(6,7,8)のうち少なくとも第1の画像領域(6,7)を変位(15)を求めるために用いるステップを実行することを特徴とする、 画像シーケンスにおける画像の変位を求める方法。
IPC (2件):
H04N 5/232 ,  G06T 7/20
FI (2件):
H04N 5/232 Z ,  G06T 7/20 B
Fターム (10件):
5C022AB55 ,  5C022AB63 ,  5L096BA20 ,  5L096CA02 ,  5L096DA01 ,  5L096EA03 ,  5L096EA15 ,  5L096FA34 ,  5L096FA69 ,  5L096HA04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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