特許
J-GLOBAL ID:200903039398926071

ビスフェノールAの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-168623
公開番号(公開出願番号):特開2004-010566
出願日: 2002年06月10日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】含硫黄アミン化合物で中和された強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下、フェノールとアセトンとを縮合反応させてビスフェノールAを製造する方法において、色相及び純度に優れたビスフェノールAを得る。【解決手段】(1)含硫黄アミン化合物で部分変性された強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下に、フェノールとアセトンとを縮合反応させる工程、(2)反応生成液から未反応のアセトン、未反応のフェノールの一部及び生成水を蒸留によって除去して晶析原料を得る工程、(3)該晶析原料からビスフェノールAのフェノール付加物(アダクト)を晶出させて固液分離する工程、及び(4)該ビスフェノールAのフェノール付加物からフェノールを除去してビスフェノールAを得る工程;並びに(5)固液分離した母液の少なくとも一部を強酸性イオン交換樹脂で処理して母液処理液を得る工程、及び(6)工程(5)で得られた母液処理液を、処理液中のフェノールの一部を除去した後、工程(2)で得られた晶析原料と共に工程(3)に供給する工程を含むことを特徴とするビスフェノールAの製造方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(1)含硫黄アミン化合物で部分変性された強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下に、フェノールとアセトンとを縮合反応させる工程、 (2)反応生成液から未反応のアセトン、未反応のフェノールの一部及び生成水を蒸留によって除去して晶析原料を得る工程、 (3)該晶析原料からビスフェノールAのフェノール付加物(アダクト)を晶出させて固液分離する工程、及び (4)該ビスフェノールAのフェノール付加物からフェノールを除去してビスフェノールAを得る工程;並びに (5)固液分離した母液の少なくとも一部を強酸性イオン交換樹脂で処理して母液処理液を得る工程、及び (6)工程(5)で得られた母液処理液を、液中のフェノールの一部を除去した後、工程(2)で得られた晶析原料と共に工程(3)に供給する工程 を含むことを特徴とするビスフェノールAの製造方法。
IPC (5件):
C07C37/20 ,  C07C37/74 ,  C07C37/84 ,  C07C37/86 ,  C07C39/16
FI (5件):
C07C37/20 ,  C07C37/74 ,  C07C37/84 ,  C07C37/86 ,  C07C39/16
Fターム (18件):
4H006AA02 ,  4H006AC25 ,  4H006AD11 ,  4H006AD15 ,  4H006AD17 ,  4H006AD32 ,  4H006BA72 ,  4H006BA81 ,  4H006BB31 ,  4H006BD32 ,  4H006BD53 ,  4H006DA64 ,  4H006FC52 ,  4H006FE13 ,  4H039CA19 ,  4H039CA41 ,  4H039CD10 ,  4H039CD40
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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