特許

J-GLOBAL ID：200903039412556126

鉄道車両用カーボン繊維強化フェノール樹脂複合成形物

発明者： 若生 寛治 ,  鈴木 康文 ,  佐藤 潔 ,  舘 芳士郎 ,  多々良 正明 ,  有田 靖
出願人/特許権者： 財団法人鉄道総合技術研究所 ,  住友ベークライト株式会社 ,  住友デュレズ株式会社
代理人 (1件)： 高畑 正也
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-034114
公開番号（公開出願番号）：特開平5-202201
出願日： 1992年01月23日
公開日（公表日）： 1993年08月10日
要約：

【要約】【構成】 フェノール類に対するアルデヒド類のモル比が1.3〜1.5であり、触媒として2価金属水酸化物とアンモニアを併用した含窒素結合を持つレゾール型フェノール樹脂の固形分に対しポリビニルブチラールの変性率が5〜15重量%であるポリビニルブチラール変性フェノール樹脂とカーボン繊維とからなるプリプレグを加熱・加圧してなることを特徴とする鉄道車両用複合成形物。【効果】 厚み1mmのものでも、運輸省法燃焼試験において「不燃性」に合格する。工業的製造上も問題なく、金属の代替物として鉄道車両の台車、車体の側構体、屋根構体、妻構体、台枠等の構造部材として充分使用することが可能であり、難燃性、低発煙性、耐熱性を必要とする方面にも適用が大いに期待できる。

請求項（抜粋）：

フェノール類に対するアルデヒド類のモル比が1.3〜1.5であり、触媒として2価金属水酸化物とアンモニアを併用した含窒素結合を持つレゾール型フェノール樹脂の固形分に対しポリビニルブチラール樹脂の変性率が5〜15重量%であるポリビニルブチラール変性フェノール樹脂とカーボン繊維とからなることを特徴とする鉄道車両用複合成形物。

IPC (2件)：

C08J 5/04 CFB ,  C08G 8/38 NBK