特許
J-GLOBAL ID:200903039451665331

空気圧式固着具打込機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248234
公開番号(公開出願番号):特開平8-112779
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 空気消費量の少ない空気圧式固着具打込機を提供する。【構成】 空気圧式固着具打込機としての釘打機1では、メインシリンダ10とスリーブ23との間に、上端が開放し下方に延びる空気通路としての空間31が形成されている。メインシリンダ10の上端側には、スリーブ23が下方に押されている静止位置及び復帰位置のときには空気通路用空間31を密閉しないが、メインバルブ15が発射位置にあってスリーブ23がばね付勢によって上方に移動しているときには空間31を密閉するシール手段(33、34)が形成されている。メインピストン12の復帰の際のピストン上面側の空気が空間31を通ってリターンチャンバ13に戻されている。空間31からリターンチャンバ13までの空気の流入を許すがリターンチャンバから空間への空気の流出を阻止するバルブ手段(41)が設けられている。
請求項(抜粋):
メインシリンダと、メインシリンダ内を往復動するように配置され、下方のノーズにある固着具を打撃する打込部材が連結されたメインピストンと、前記メインシリンダを外側から覆うように設けられて内部に加圧空気を溜めるリザーバが形成されたハウジングと、メインシリンダへの加圧空気の供給を阻止する静止位置とメインシリンダ上部からメインピストン上面に加圧空気を供給する、前記静止位置より上方の発射位置とを移動するメインバルブと、通常時にはメインバルブを静止位置に位置させ、作動時にはメインバルブを発射位置に位置させるようにメインバルブへの加圧空気を制御するトリガ装置とを備え、前記メインシリンダと前記ハウジングとの間には内部に加圧空気を溜めるリターンチャンバが形成されており、更に、メインシリンダの上部外面を包囲し且つ上端がメインバルブの下端とメインシリンダの上端との間に延びた円筒状に形成され且つメインバルブに向けてばね付勢されているスリーブを備え、トリガ装置を作動させることによってメインバルブを発射位置に移動させてメインピストンを下方のノーズ側に急激に移動させ、ピストン下面の空気を前記メインシリンダの下部穴から前記リターンチャンバに溜め、次に、トリガ装置の作動を解除することによって発射位置にあったメインバルブを静止位置に移動させてメインピストン上面への加圧空気の供給を停止するとともに、メインピストンの下面に前記リターンチャンバから加圧空気を供給してメインピストンを復帰させる空気圧式固着具打込機において、前記メインシリンダと前記スリーブとの間には上端が開放し下方に延びる空気通路としての空間が形成されており、メインシリンダまたはスリーブの上端側には、メインバルブが前記静止位置にあってスリーブが下方に押されているときには前記空気通路用空間を密閉しないが、メインバルブが前記発射位置にあってスリーブが前記ばね付勢によって上方に移動しているときには前記空間を密閉するシール手段が形成されており、更に、前記メインピストンの復帰の際の該ピストン上面側の空気が前記空間を通って前記リターンチャンバに戻されており、前記空間と前記リターンチャンバとの間には、前記空間からの空気の流入を許すがリターンチャンバからの空気の流出を阻止する手段が設けられ、メインピストンの復帰の際の該ピストン上面側の排出空気が前記リターンチャンバへ加わって該リターンチャンバからメインピストンの下面に供給されることを特徴とする空気圧式固着具打込機。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 空気圧式固定具打込機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-159916   出願人:兼松日産農林株式会社
  • 特開平1-321178
  • 特開平1-321178

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