特許
J-GLOBAL ID:200903039482760707

トリメチルハイドロキノンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前島 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076712
公開番号(公開出願番号):特開平11-255706
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 従来法に比べて製造費が安く、かつ廃触媒等の廃棄に関する問題を生ずることなくトリメチルハイドロキノンを容易に製造し得る方法を提供する。【解決手段】 イソホロンを酸触媒の存在下に反応させ蒸留によりβ-イソホロンを得る工程(1)、上記β-イソホロンを無定形炭素および塩基の存在下に酸化して4-オキソイソホロンを得る工程(2)、上記4-オキソイソホロンと酸無水物を固体酸触媒の存在下において液相で反応させてトリメチルハイドロキノン類を得る工程(3)および上記トリメチルハイドロキノン類を加水分解してトリメチルハイドロキノンを得る工程(4)からなるトリメチルハイドロキノンの製造方法。
請求項(抜粋):
下記工程(1)から(4)を含むことを特徴とするトリメチルハイドロキノンの製造方法、工程(1):イソホロンを酸触媒の存在下に反応させ蒸留によりβ-イソホロンを得る工程、工程(2):上記β-イソホロンを、無定形炭素および塩基の存在下に酸素含有ガスを用いて酸化し、4-オキソイソホロンを生成させる工程、工程(3):上記4-オキソイソホロンと酸無水物を固体酸触媒の存在下において液相で反応させ下記一般式〔I〕で示される化合物の少なくとも1つを生成させる工程、【化1】(式中、R1およびR2は水素原子またはアシル基であり、両者は同一でも異なってもよい。)工程(4):上記工程(3)で得た生成物のうち、アシル基を有する化合物を加水分解してトリメチルハイドロキノンを生成させる工程。
IPC (5件):
C07C 69/16 ,  C07C 37/06 ,  C07C 39/08 ,  C07C 67/08 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 69/16 ,  C07C 37/06 ,  C07C 39/08 ,  C07C 67/08 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 岩波 理化学辞典, 1971, 第3版, 第460頁
  • 化学大辞典1, 1960, 第1版, 第554頁

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