特許
J-GLOBAL ID:200903039531479687

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116274
公開番号(公開出願番号):特開平9-303451
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ機能のインテリジェント化に適し、しかも、装置を小型化すると同時に、消費電力の低減や応答性の点でも優れたブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 ブレーキ装置1は、制動に必要な摩擦材3への押圧力を、軸方向を摩擦材3の進退方向に向けて配備された超磁歪素子12の磁歪による伸長によって行う構成とし、かつ、超磁歪素子12の伸長による押圧力はプランジャ部20によって流体圧に変換して、その流体圧をピストン26を介して摩擦材3に伝達する。
請求項(抜粋):
回転体に摩擦材を押し付けて制動力を得るため該摩擦材を前記回転体に向けて進退移動させる電動式のアクチュエータと、ブレーキ操作部の操作状態に応じて前記アクチュエータの動作を制御するコントロール・ユニットとを具備すると共に、前記アクチュエータは、磁界が加えられると磁歪によって伸長する超磁歪素子と、入力電流に応じた磁界を前記超磁歪素子に加える電磁コイルとを備え、また、前記コントロール・ユニットは、前記電磁コイルの入力電流を前記ブレーキ操作部の操作状態に応じて制御し、制動に必要な前記摩擦材への押圧力を、軸方向を前記摩擦材の進退方向に向けて配備された前記超磁歪素子の磁歪による伸長によって行うブレーキ装置であって、前記摩擦材と超磁歪素子との間に、前記超磁歪素子の前記摩擦材側の端部に当接して設けられて超磁歪素子に磁界を加える磁気回路の構成要素として機能すると共に前記超磁歪素子の伸長に追従して摩擦材側に摺動可能に支持されたヨークと、該ヨークの摩擦材側端に装備されたプランジャ部と、該プランジャ部が摺動可能に嵌合し、前記超磁歪素子の伸長によってプランジャ部が押し込まれると貯留している流体を圧送するポンプ室と、該ポンプ室に流体を補給するリザーバタンクと、摩擦材押圧用のピストンを前記摩擦材に向けて進退可能に保持すると共に、前記ポンプ室の圧送する流体が前記ピストンに作用するように前記ポンプ室に連通したシリンダ部と、前記シリンダ部の流体をリザーバタンクに戻す解放流路を前記コントロール・ユニットからの制御信号によって開閉する制御弁とを装備したことを特徴としたブレーキ装置。
IPC (4件):
F16D 65/18 ,  F16D 65/21 ,  F16D 65/22 ,  H01L 41/12
FI (4件):
F16D 65/18 Z ,  F16D 65/21 Z ,  F16D 65/22 Z ,  H01L 41/12
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭61-181752
  • 特開平4-075481
  • 特開平3-061728
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