特許
J-GLOBAL ID:200903039558097204

書換え可能ROMの記憶方法及び記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076437
公開番号(公開出願番号):特開平9-265427
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 書換え可能ROMにおいて、データが書込まれる領域への書込み頻度が偏ることによって、製品の寿命が縮まる問題を軽減する。【解決手段】 本発明は、書換え可能ROM1とCPU2を具える。書換え可能ROM1は、記憶領域が、所定のブロック長を有するブロック単位に分割され、各ブロック毎にブロックアドレスが割当てられ、且つ情報データを具える。CPU2は、書換え可能ROM1に、ブロックアドレス及び情報データに基づいて、記憶すべきブロックを指示して、ファイルをブロック単位で書込む。CPU2は、書込開始マーク9が書込まれている空きブロックが存在すれば該ブロックから、存在しなければ任意の空きブロックから順に、ファイルを書込み、書込み完了後、最後に書込んだブロックから下流側に、空きブロックを探して、見つかった空きブロックに書込開始マーク9を書込む。
請求項(抜粋):
記憶領域が所定のブロック長を有するブロック単位に分割され、各ブロック(3)毎にブロックアドレスが割当てられ、且つ、各ブロックの先頭にブロックラベル(30)が所定の長さで格納される書換え可能ROM(1)と、主メモリ(20)を具え、ファイルデータ(41)及び該ファイルデータ(41)の先頭または後尾に配備されるファイルラベル(40)からなるファイル(4)を形成して該主メモリ(20)に格納し、該書換え可能ROM(1)への書込み動作において、前記ブロックラベル(30)に基づいてブロックアドレスを指定して、ファイル(4)を空きブロックにブロック単位で書込むCPU(2)とを具える記憶装置に於て、スタート、リセットまたは書換え可能ROM(1)の交換時に、(a)書換え可能ROM(1)の全記憶領域をスキャンして、ブロックラベル(30)を、またはブロックラベル(30)及びファイルラベル(40)を読出す工程、(b)前記読出す工程において、ブロックラベル(30)またはファイルラベル(40)が書込まれるべき領域の中の所定の位置に、ブロックラベル(30)またはファイルラベル(40)と区別でき、且つ上書きによってブロックラベル(30)またはファイルラベル(40)に書換えできる書込開始マーク(9)が、書込まれている空きブロックを調べる工程、及び(c)前記調べる工程に基づいて、書込開始マーク(9)を有する空きブロックが存在しなければ、任意の1空きブロックの前記所定位置に、書込開始マーク(9)を書込む工程を含み、さらに、ファイル(4)の書込み動作において、(a)書込開始マーク(9)を有する空きブロックを先頭にして、下流方向の空きブロックへ次々と、ブロックラベル(30)及びファイル(4)を書込む工程、(b)前記書込む工程において、下流方向に空きブロックが無ければ、書換え可能ROM(1)の先頭のブロックに戻って、再び、下流方向の空きブロックへ次々と、ブロックラベル(30)及びファイル(4)を書込む工程、(c)前記書込む工程の終了後、下流方向の空きブロックを探す工程、(d)前記探す工程において、下流方向に空きブロックが無ければ、書換え可能ROM(1)の先頭のブロックに戻って、再び、下流方向の空きブロックを探す工程、及び、(e)前記探す工程によって、見つかった空きブロックの前記所定位置に書込開始マーク(9)を書込む工程を含む、書換え可能ROM(1)にファイルを記憶する方法。
IPC (3件):
G06F 12/00 540 ,  G06F 12/00 501 ,  G06F 12/16 310
FI (3件):
G06F 12/00 540 ,  G06F 12/00 501 M ,  G06F 12/16 310 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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