特許
J-GLOBAL ID:200903039653561910

軌道回路の転極検出による列車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松下 義治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-230729
公開番号(公開出願番号):特開2002-037073
出願日: 2000年07月31日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】常に安定した検出ができる軌道回路の転極検出装置を提供する。【解決手段】Nセルのリングバッファ22内を軌道回路周波数のN倍の周波数のクロック信号により1点のマーク信号を回転させ、軌道回路電流のゼロクロスからの立ち上がり信号が発生したときに前記マーク信号が存在するセル内に1ポイントを加算し、各セル内に1ポイントを加算した時からM秒間経過したときその1ポイントを減算し、過去M秒間に加算されたポイント数をNセルすべてについての総和Xを求め、P個のセルに過去M秒間に加算されたポイント数の総和をN個求め、その中から最大値Yを選定し、前記Yが前記Xに対して所定比率を超える場合に当該P個のセルの概中心のセル番号を軌道回路電流の立ち上がり平均位相点とし、最新の平均位相点と最旧の平均位相点とを比較し実位相角に換算して180度変化したときに軌道回路電流が転極したと判定するようにした。
請求項(抜粋):
軌道回路の転極を検出する転極検出装置を備え、軌道回路の転極を制御に用いる列車制御装置において、前記転極検出装置を下記の手段によって構成したことを特徴とする軌道回路の転極検出による列車制御装置。(1)軌道回路電流の1周期相当の時間をN等分した時間に対応したN個の位相点毎に軌道回路電流の立上がり信号が発生した個数をM秒間にわたって計数する立上がり信号計数手段、(2)前記立上がり信号計数手段の計数結果に基づいて過去M秒間の軌道回路電流の立上がり信号の平均位相点を統計的に処理して求める平均位相点演算手段、(3)前記平均位相点演算手段が求めた平均位相点をM秒間よりも長い所定時間にわたって記憶する記憶手段、(4)前記記憶手段に記憶された最新の平均位相点と最旧の平均位相点とを比較し実位相角に換算して180度変化したときに軌道回路電流が転極したと判定する比較手段。
IPC (2件):
B61L 23/14 ,  B60L 3/00
FI (2件):
B61L 23/14 A ,  B60L 3/00 A
Fターム (20件):
5H115PA08 ,  5H115PC02 ,  5H115PG01 ,  5H115PI01 ,  5H115PU01 ,  5H115QI01 ,  5H115QN03 ,  5H115SE03 ,  5H115SJ07 ,  5H115TR17 ,  5H115TR20 ,  5H115TW08 ,  5H115TZ02 ,  5H115TZ12 ,  5H115UB01 ,  5H161BB02 ,  5H161FF02 ,  5H161GG04 ,  5H161GG12 ,  5H161NN02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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