特許
J-GLOBAL ID:200903039679527281

小型半波長バラン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 星宮 勝美 ,  渡邊 和浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-098314
公開番号(公開出願番号):特開2007-282231
出願日: 2007年04月04日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】小型でコモンモード応答が小さい半波長バランを実現する。【解決手段】半波長バラン50は、端子T1を有するシングルエンドI/OポートP1と、端子T2,T3を有する差動I/OポートP2を備えている。等しい長さおよび特性インピーダンスを有する伝送線路部54A,54Bは、コモン端部において互いに接続され、反対側端部において端子T2,T3に接続されている。端子T1は伝送線路部54Aに結合されている。伝送線路部54A,54Bの長さの合計は、動作周波数におけるRF信号の波長の実質的に半分未満である。キャパシタ56A,56Bは伝送線路部54A,54Bにそれぞれ接続され、キャパシタ57は伝送線路部54A,54Bのコモン端部に接続されている。キャパシタ57のキャパシタンスは、選択された周波数におけるポートP2のコモンモード・インピーダンスが実質的にゼロ・オームとなるように選定される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ある一定の動作周波数を有する小型半波長バランであって、 電源インピーダンスに接続するための第1信号搬送端子を有するシングルエンド入出力ポートと、 負荷インピーダンスに接続するための第2および第3信号搬送端子を有する差動入出力ポートと、 同一の長さおよび特性インピーダンスの第1伝送線路部および第2伝送線路部を有し、その長さが前記動作周波数における無線周波数信号の波長の実質的に半分未満である、少なくとも1本の伝送線路と、 前記第1伝送線路部の第1端部において第1回路ノードに接続された第1負荷シャントキャパシタと、 前記第2伝送線路部の第1端部において第2回路ノードに接続された第2負荷シャントキャパシタとを備え、 前記第1および第2伝送線路部の両第2端部は第3回路ノードにおいて互いに接続され、 更に、前記第3回路ノードに接続されたシャントキャパシタ素子を備え、 前記第1信号搬送端子は前記第1伝送線路部と結合され、前記第2信号搬送端子は前記第1伝送線路部と結合され、前記第3信号搬送端子は前記第2伝送線路部と結合され、 前記シャントキャパシタ素子のキャパシタンスは、ある選択された周波数における前記差動入出力ポートのコモンモード・インピーダンスが実質的にゼロ・オームとなるように選定されることを特徴とする小型半波長バラン。
IPC (3件):
H01P 5/10 ,  H03H 7/42 ,  H03H 9/64
FI (3件):
H01P5/10 C ,  H03H7/42 ,  H03H9/64 Z
Fターム (4件):
5J097AA12 ,  5J097BB15 ,  5J097CC05 ,  5J097LL07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許第6483415号明細書
  • 米国特許第5949299号明細書
審査官引用 (10件)
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引用文献:
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