特許
J-GLOBAL ID:200903039686733113

マイクロ化学チップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相田 伸二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-142214
公開番号(公開出願番号):特開2007-315753
出願日: 2006年05月23日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】安価な装置でありながら、血小板の凝集状態を詳細に検討できるようにする。【解決手段】マイクロ化学チップの流路B3には緩衝液D1と血液D2とを層状に流す。緩衝液D1が流れる側の壁面には、血液中の血小板を凝集させる凝集惹起剤Gが塗布されている。この状態で、血液D2の流量を多くしていくと、血液の層流幅W2を大きくすることができ、凝集惹起剤Gと血小板との反応を詳細に分析することができる。また、未凝集状態と凝集状態との比較のために画像、あるいは動画像を撮らなければならない場合においても、“凝集惹起剤が塗布された箇所(つまり、反応部G)”を撮影するだけで足り、カメラを2台配置したり、カメラ又はマイクロ化学チップの移動機構を設けたりする必要が無く、その分、装置を安価にすることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1溶液が流れる第1流路と、 第2溶液が流れる第2流路と、 これら第1及び第2流路の下流側に接続されることにより、前記第1溶液及び前記第2溶液が層状に流される第3流路と、 前記第1溶液の供給量を制御する第1溶液供給手段と、 前記第2溶液の供給量を制御する第2溶液供給手段と、 前記第3流路に配置されてなる、前記第2溶液と反応し前記第1溶液とは反応しない反応部と、 を備えたことを特徴とするマイクロ化学チップ装置。
IPC (2件):
G01N 37/00 ,  G01N 33/49
FI (2件):
G01N37/00 101 ,  G01N33/49 X
Fターム (2件):
2G045AA25 ,  2G045CA24
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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