特許
J-GLOBAL ID:200903039688055406

光散乱媒体の吸光情報検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-031126
公開番号(公開出願番号):特開平7-243965
出願日: 1994年03月01日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 光散乱媒体の吸光情報を検出する方法において、光散乱媒体に入射させる光量を増大させることなく、S/Nを向上させる。【構成】 1つの光源10より出射され、2つの光路A,Bに分けられ、光路Aを通過し光散乱媒体1を透過した直進透過光Lsig と、光路Bを通過し周波数が僅かにシフトされた局発光Lloc とを、ビームスプリッタ24上で重ね合わせて2つの光の干渉光を検出するのに先だって、光路B上の光遮蔽手段62を閉じて局発光Lloc の通過を阻止し、このとき光検出器40によって光強度を検出し、局発光Lloc の強度をこの検出された光強度以上に設定したうえで、光遮蔽手段62を開いて干渉光を検出する。
請求項(抜粋):
コヒーレントな光をそれぞれ互いに異なる2つの光路を進む2つの光に分割し、該分割された2つの光のうち少なくとも一方の光の周波数をわずかにシフトさせて該2つの光にわずかな周波数差を与え、該周波数差を有する2つの光の進む光路のうち一方の光路上に光散乱媒体を配し、該光散乱媒体を直進透過した光の進行方向と、他方の光路を通過した光の進行方向とが一致するように該2つの光路を通過した光を重ね合せ、該重ね合せて得られた光に生ずるビート信号の光強度を光検出器によって検出することにより、前記光散乱媒体を透過した光の中から直進透過光のみを検出して該光散乱媒体の吸光情報を得る光散乱媒体の吸光情報検出方法において、前記ビート信号の検出に先立って、前記ビート信号とともに前記光検出器に入射される前記光散乱媒体からの散乱光および外界より入射する外光等の迷光の強度を予め検出し、前記他方の光路を通過する光の強度を少なくとも該検出された迷光の強度以上に設定することを特徴とする光散乱媒体の吸光情報検出方法。
IPC (2件):
G01N 21/27 ,  A61B 10/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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