特許
J-GLOBAL ID:200903039727622135

ガス拡散陰極を使用する電解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-354165
公開番号(公開出願番号):特開平11-172480
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【目的】 従来技術では、反応効率に直結する反応ガスの円滑な供給及び生成物の円滑な取り出しという相反する操作を両者とも効率良く行なうことは不可能であった。本発明の目的は前記した相反する2種類の操作をそれぞれ円滑に行ない、高効率で目的生成物を電解生成できる電解槽を提供することである。【構成】 ゼロギャップ型の電解槽11のイオン交換膜12とガス拡散陰極17の間に親水性の液透過層16を設けることを特徴とするガス拡散電極を使用する電解槽。前記液透過材を通して生成する目的物を該液透過材の周縁方向に分散させ抜き出せるようにしたため、目的物の抜き出し方向と反応ガスの供給方向が対向することがなくなり、生成物量が増加しても反応ガスは該生成物に阻害されずに反応サイトに達することができる。更に電極物質や塩素等の不純物が前記イオン交換膜や陰極と接触する前に液透過層の水酸化ナトリウム等とともに抜き出されるため、イオン交換膜や陰極の保護も達成できる。
請求項(抜粋):
イオン交換膜により陽極室と陰極室に区画された電解槽の該陰極室にガス拡散陰極を配置し、陽極室に塩化アルカリ溶液を陰極室に酸素含有ガスをそれぞれ供給しながら電解して水酸化アルカリを得るための電解方法において、前記イオン交換膜と前記ガス拡散陰極間に親水性の液透過層を設け、生成する水酸化アルカリの全部又は一部を前記液透過層を通して前記イオン交換膜及びガス拡散陰極の周縁部へ抜き出すことを特徴とする電解方法。
IPC (2件):
C25B 1/46 ,  C25B 11/20
FI (2件):
C25B 1/46 ,  C25B 11/20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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