特許
J-GLOBAL ID:200903039745919960

ダイオキシンを含有する排ガスの処理方法及びダイオキシン抑制用複合触媒

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-206924
公開番号(公開出願番号):特開2001-079352
出願日: 2000年07月07日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 機械化バッチ炉、准連続炉等の間欠運転型及び連続運転型のごみ焼却施設において、焼却炉以降から集じん器までの冷却過程でのダイオキシンの発生を抑制する方法に関するものである。【解決手段】 平均粒径が0.01〜2.0μmの酸化鉄粉末又は含水酸化鉄粉末からなる鉄化合物触媒が特定の触媒活性を有するダイオキシン抑制用鉄化合物触媒を用いるダイオキシンを含有する排ガスの処理方法であって、ごみ焼却施設の焼却炉以降から集じん器までの150〜500°Cの排ガス中に、単位時間当りに燃焼させる乾燥ごみに対して、前記鉄化合物触媒0.01〜2.5重量%を添加して排ガスと接触させるダイオキシンを含有する排ガスの処理方法である。
請求項(抜粋):
平均粒径が0.01〜2.0μm、リン含有量が0.02重量%以下、硫黄含有量が0.6重量%以下、ナトリウム含有量が0.5重量%以下の酸化鉄粉末又は含水酸化鉄粉末からなる鉄化合物触媒であり、該鉄化合物触媒を空気中にて300°Cで、60分間熱処理して得られた酸化鉄粉末3.1×10-4mol(50mg)をパルス式触媒反応装置を用いて不活性ガス雰囲気中にて5.0×10-7molのモノクロロベンゼンと300°Cの温度においてSV=150000h-1の条件で瞬時に接触させた場合に、該モノクロロベンゼンの20%以上を分解できる活性を有するダイオキシン抑制用鉄化合物触媒を用いるダイオキシンを含有する排ガスの処理方法であって、ごみ焼却炉の燃焼室以降から集じん器までの150〜500°Cの排ガス中に、単位時間当りに燃焼させる乾燥ごみに対して、前記ダイオキシン抑制用鉄化合物触媒0.01〜2.5重量%を添加して排ガスと接触させることを特徴とするダイオキシンを含有する排ガスの処理方法。
IPC (6件):
B01D 53/86 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 27/185 ,  C07B 35/06 ,  C07B 37/06 ,  C07D319/24
FI (6件):
B01D 53/36 G ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 27/185 A ,  C07B 35/06 ,  C07B 37/06 ,  C07D319/24
引用特許:
出願人引用 (8件)
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