特許
J-GLOBAL ID:200903039757665475

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-036242
公開番号(公開出願番号):特開平11-231704
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 高い離型性能及び優れた画質を得られ、離型層の摩擦磨耗や皺発生による定着ロールの劣化の少ない定着装置を得る。【解決手段】 定着ロール12は、円筒体16とその外周に巻装された耐熱性弾性体層18及び耐熱性弾性体層18の外周のフッ素系樹脂のチューブ20とで構成される。圧力印加部材14は、支持体24と搬送ベルト28とを有し、支持箱32内には、耐熱性ゴム体34と加圧体36とが取り付けられている。チューブ20及び耐熱性弾性体樹脂層18が径方向内側に押されることで、フッ素樹脂系チューブ20に径方向内側への歪みWが生じており、定着ロール12の離型性能が向上されると共に画質が向上している。加圧体36の長手方向の長さがチューブ20の軸方向長さより長くされており、チューブ20の摩耗及び皺発生が防止される。
請求項(抜粋):
円筒状又は円柱状に形成され少なくとも径方向内側に弾性変形可能な弾性部材と、前記弾性部材の外周に円筒状に形成され径方向の肉厚が10μm乃至40μmとされたフッ素系樹脂層と、を備えた定着ロールと、前記定着ロールに対向して配置され定着ロールとの間で未定着のトナー像が転写された転写材を挟持搬送してこのトナー像を転写材に定着させると共に、定着ロールに対して径方向内側に向かって加圧することにより定着ロールに0.1%以上の歪みを発生させる加圧手段と、を有し、前記フッ素系樹脂層の軸方向両端がそれぞれ前記転写材の幅方向両端よりも外側に位置し、前記加圧手段の幅方向両端がそれぞれ前記フッ素系樹脂層の軸方向両端よりも外側に位置していることを特徴とする定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 102 ,  F16C 13/00
FI (3件):
G03G 15/20 102 ,  F16C 13/00 A ,  F16C 13/00 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-283332   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 回転体及びこの回転体を有する定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-158477   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-065629   出願人:富士ゼロックス株式会社

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