特許
J-GLOBAL ID:200903039762590084

低順電圧で低逆電流の動作特性を有する窒化ガリウムベースのダイオード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-529535
公開番号(公開出願番号):特表2005-503675
出願日: 2002年07月08日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
オン状態電圧(Vf)が低く、逆電流(Irev)を比較的低く保つ構造を有する、新しいIII族ベースのダイオードが開示される。本発明の一実施形態は、そのフェルミ準位(または表面ポテンシャル)がピン止めされないGaN系材料から作成されたショットキー障壁ダイオード(10)である。金属-半導体接合での障壁ポテンシャル(33)は、使用する金属(16)のタイプに応じて変動し、特定の金属を使用することにより、ダイオードのショットキー障壁のポテンシャル(33)が下がり、Vfが0.1〜0.3Vの範囲となる。別の実施形態(40)では、トレンチ構造(45)が、逆漏れ電流を低減するためにショットキーダイオード半導体材料(44)上に形成され、隣接するトレンチ(46)の間にメサ領域(49)を有するいくつかの平行な等間隔のトレンチ(46)を有する。本発明の第3実施形態は、障壁ポテンシャル(81)を超えるのではなくそれを通る電子のトンネル効果の結果としてVfが低いGaNトンネルダイオードを提供する。トンネルダイオード(120)の一実施形態も、逆漏れ電流を低減するためにトレンチ構造(121)を有することができる。
請求項(抜粋):
n+GaN層(42)と、 前記n+GaN層(42)上のn-GaN層(44)と、 仕事関数を有する前記n-GaN層(44)上のショットキー金属層(48)であって、前記n-GaN層(44)は前記ショットキー金属(48)と共に接合を形成し、前記接合は、障壁ポテンシャルのエネルギー準位(33)を有するショットキー金属層(48)と、 前記n-GaN層(44)の表面上のトレンチ構造(45)であって、前記ダイオードは逆バイアス下で逆漏れ電流を受け、逆漏れ電流の量を低減するトレンチ構造(45)と を備えたことを特徴とするIII族窒化物ベースのダイオード。
IPC (3件):
H01L29/47 ,  H01L29/872 ,  H01L29/88
FI (3件):
H01L29/48 M ,  H01L29/88 F ,  H01L29/48 F
Fターム (11件):
4M104AA04 ,  4M104BB13 ,  4M104BB14 ,  4M104BB17 ,  4M104BB18 ,  4M104BB36 ,  4M104CC03 ,  4M104FF06 ,  4M104FF27 ,  4M104GG03 ,  4M104HH20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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