特許
J-GLOBAL ID:200903039772853865

扉の緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-091674
公開番号(公開出願番号):特開2003-286787
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【目的】 指を挟むなどの事故を防止するために、扉の閉鎖方向の移動を閉鎖直前に一旦止め、扉が急激に閉まることを防止する。【構成】 閉鎖される扉1の凹部2が、建物枠体側の略C字形の係止部材7と係合する。係止部材7は前後の係止部9,8を有し、ピン11で回転が規制され、ばね13で復帰方向に付勢される。閉鎖方向に移動する扉の前端部3に後係止部8が押されて係止部材7は基準位置からピン11に当接する停止位置に至る。扉がさらに移動し、後係止部8が前端部3から離れ、前係止部9の角部10が扉の凹部内で後端部4に係止し、復帰ばね13で扉に逆方向の力を与えて扉の移動を一時停止する。復帰ばねで前係止部9が扉の後端部4を乗り越えて係止部材7が前記基準位置に戻り、前記扉は閉鎖される。
請求項(抜粋):
建物枠体に蝶番を介して開閉可能に設けられた扉が、付勢手段によって閉鎖方向に付勢されて前記建物枠体を閉鎖する際に、前記扉の閉鎖方向への移動を一時的に停止させる扉の緩衝装置において、前記扉の戸先に設けられた凹部と、前記凹部に対応する前記建物枠体の縦枠に前記扉の蝶番と平行に設けられた回動軸と、基準位置の手前の位置と前記扉に押されて前記基準位置から所定方向に所定角度回転した停止位置との間で回転しうるように前記回動軸に回動可能に設けられ、前記基準位置では前記扉の移動軌跡と交差する位置にあって閉鎖方向に移動する前記扉に押されるとともに前記停止位置では前記扉との係合が解除される後係止部と、前記基準位置では前記扉の移動軌跡と交差しない前記建物枠体側の位置にあるとともに前記停止位置では前記扉の移動軌跡に交差して前記扉の凹部に入り込む前係止部とを有する係止部材と、前記建物枠体に設けられ、前記所定方向に回動する前記係止部材に係止して該係止部材を前記停止位置に停止させる停止部材と、前記係止部材と前記建物枠体の間に設けられ、前記係止部材の後係止部が閉鎖方向に移動する前記扉に押されて前記基準位置から前記所定方向に向けて回動したときには前記係止部材を前記基準位置に引き戻す方向の力を前記係止部材に与えるとともに、前記係止部材が前記停止位置に至って前記係止部材の後係止部と前記扉との係合が解除された時には前記扉の移動軌跡に交差して前記扉の凹部に入り込んだ前記前係止部が前記扉の凹部に係止して前記扉に前記閉鎖方向と逆方向の力を与えることにより前記扉の移動を一旦停止させる状態にする復帰ばねと、を有することを特徴とする扉の緩衝装置。
IPC (2件):
E05F 7/00 ,  E05F 5/02
FI (2件):
E05F 7/00 B ,  E05F 5/02 D
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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