特許
J-GLOBAL ID:200903039798609725
4点接触玉軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-197208
公開番号(公開出願番号):特開2004-036825
出願日: 2002年07月05日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】保持器ポケットのエッジ部で掻き取られたグリースが局所的に溜まることを抑え、環状空間内におけるグリースの循環性を向上させることのできる4点接触玉軸受を提供する。【解決手段】内輪側軌道溝1xと外輪側軌道溝2xとから形成されるボール軌道の軸方向中心を、内外輪(1,2)の軸方向中心よりも冠型保持器4の爪部41b側にずらせて形成し、保持器4の基体側端面41xと一方のシール部材5aの間隙L1と、ボール3の表面3xと他方のシール部材5bの間隙L2とを同程度とする。この構成により、基体端部41xと対向する一方のシール部材5aとの間に滞留したグリースの他の部位への移動がスムーズになり、環状空間6内におけるグリースの循環性が向上する。従って、この4点接触玉軸受は、グリースが局所的に溜まることが抑えられ、グリースの外部への漏出を防止することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、これら内輪と外輪とから形成される環状空間内に配置される複数のボールとを備え、これら各ボールは、冠型保持器により周方向に一定の間隔で転動自在に保持され、かつ、これら各ボールが、前記内輪外周面に形成された内輪側軌道面と前記外輪内周面に形成された外輪側軌道面のそれぞれと2点で接触する4点接触玉軸受において、
前記内輪側軌道面と前記外輪側軌道面とから形成されるボール軌道の軸方向中心が、前記内外輪の軸方向中心よりも前記冠型保持器の軸方向爪部側にずれていることを特徴とする4点接触玉軸受。
IPC (3件):
F16C33/66
, F16C33/41
, F16C33/58
FI (3件):
F16C33/66 Z
, F16C33/41
, F16C33/58
Fターム (12件):
3J101AA04
, 3J101AA32
, 3J101AA42
, 3J101AA62
, 3J101BA25
, 3J101BA44
, 3J101BA53
, 3J101BA54
, 3J101BA55
, 3J101BA73
, 3J101CA13
, 3J101FA32
引用特許:
審査官引用 (2件)
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4点接触玉軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-319234
出願人:光洋精工株式会社
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ラジアル玉軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-318683
出願人:日本精工株式会社
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