特許
J-GLOBAL ID:200903039805384440

プレフィルドシリンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西田 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029716
公開番号(公開出願番号):特開平7-299141
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 蒸気滅菌処理等による圧縮変形等があった場合でも気・液密性を損なうことなく良好な摺動性を確保することができ、しかも一般的なガスケット材質のものを用い得る2成分型プレフィルドシリンジを実現する。【構成】 筒状容器1内に、その内壁との間をシールして気・液密に保つフロントガスケット3とリヤガスケット2とを摺動可能に設け、フロントガスケット3によって容器1内を前室4と後室5に分割するとともに、前室4の容器側壁には、後室5内の内容物Lを前室4内に導入させうるバイパス6を形成し、前記ガスケット3、2の外周部に、容器内壁にシール可能に摺接する環状リブ30、20を形成してなる2成分型プレフィルドシリンジにおいて、その環状リブの圧縮率C(%)を2〜10の値に設定するとともに、その圧縮率C(%)と前記容器内壁1cに対するピーク部の接触面積S(mm2 )との積(C×S)の値を約150〜400の範囲に設定する。
請求項(抜粋):
前端および後端が開口された筒状容器と、この筒状容器内に摺動自在に設けられて同容器の内部空間を前室と後室とに分割するフロントガスケットと、前記後室側に摺動自在に設けられてプランジャとして機能しうるように押圧用ロッドが接続可能とされ且つ摺動時に前記フロントガスケットを摺動させうるリヤガスケットと、前記後室内に収容された内容物を前室内に導入しうるように前記筒状容器の前端とフロントガスケットとの間に配置されて同容器の軸方向に沿って所定の長さを有するバイパスとを具備し、前記フロントガスケットおよびリヤガスケットは、それぞれ、筒状容器の内壁にシール可能に摺接する環状リブが外周部に形成されているとともに、筒状容器内に収納された状態で、その環状リブの圧縮率(%)の値が2〜10で、その圧縮率(%)と筒状容器内壁に対する環状リブの接触面積(mm2 )との積の値が150〜400となるように設定されていることを特徴とするプレフィルドシリンジ。
IPC (3件):
A61M 5/315 ,  A61M 39/00 ,  A61M 5/178
FI (2件):
A61M 5/14 471 ,  A61M 5/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • プレフィルドシリンジ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-102913   出願人:武田薬品工業株式会社
  • 特公昭57-026782

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