特許
J-GLOBAL ID:200903039847533594
操作ノブのロック機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-164449
公開番号(公開出願番号):特開2009-004240
出願日: 2007年06月22日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】電子機器のロータリーエンコーダ等の操作ノブを調整設定した回動角度でロックできる機構をより簡単な構成で安価に実現する。【解決手段】筐体10に取り付けたロータリーエンコーダ20の回動軸21に操作ノブ40が外嵌されるが、操作ノブ40は軸方向へ摺動し、上限位置と下限位置において弾性係合機構44〜48で仮保持される。回動軸21の外周面には軸と平行な2つの平面部分23a,23bとそれ以外の円弧面部分24a,24bが形成されており、少なくとも円弧面部分24aには前記の上限位置と下限位置で弾性係合機構44〜48のプランジャ46が係合する凹部25a,26aが形成されている。また、操作ノブ40の下端部とそれに対向する筐体10側の領域には、それぞれ凹部50/凸部51と凸部60/凹部61とが同一ピッチで周方向へ形成されており、前記の下限位置でそれらが歯合する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電子機器の筐体に取り付けた操作部品の回動軸に対して、その軸方向へ所定ストローク区間だけ摺動可能で、且つ各ストローク端で仮保持が可能な機能を具備させて操作ノブが取り付けられ、前記操作ノブにおける前記筐体側の端部に形成した凹凸と前記筐体における前記操作ノブとの対向領域に形成した凹凸との歯合関係により、前記操作ノブが前記筐体側のストローク端で回動しないようにロックされる操作ノブのロック機構において、
前記操作部品の回動軸については、その側周面が円弧面部分と軸に平行な平面部分とからなり、その円弧面部分における軸方向へ前記ストローク分だけ離隔した位置に2つのV字状又は逆台形状の凹部が形成されていると共に、軸の端面にねじ孔が形成された構成を有し、
前記操作ノブについては、前記操作部品の回動軸に外嵌して摺動するガイド孔と前記回動軸における凹部が形成されている円弧面部分に対向する位置にあって前記ガイド孔に垂直な方向の横孔とが形成されていると共に、前記回動軸に対する外嵌状態で前記筐体側となる端部に前記筐体側に形成した凹凸と歯合する凹凸を形成した内側キャップ部と、前記内側キャップ部の横孔に内設されるプランジャとそれを付勢する弾性部材とからなる弾性係合機構と、前記内側キャップ部に外嵌装着されて前記横孔を覆う外側キャップ部とからなる構成を有し、
前記操作ノブのガイド孔を前記操作部品の回動軸に外嵌させて、頭部が前記操作ノブの内側キャップ部又は外側キャップ部と係合するねじを前記回動軸のねじ孔に螺着することにより前記操作ノブが前記回動軸に取り付けられており、
前記操作ノブのプランジャが前記前記操作部品の回動軸における前記筐体側寄りの凹部に係合している状態では前記内側キャップ部の凹凸が筐体側の凹凸に歯合し、他方の凹部に係合している状態では前記歯合関係が解除されることを特徴とする操作ノブのロック機構。
IPC (2件):
FI (3件):
H01H19/02 J
, H01C10/00 B
, H01C10/00 F
Fターム (12件):
5E030CB01
, 5E030CC02
, 5E030CD06
, 5E030CD17
, 5E030CD18
, 5E030FB01
, 5E030GA01
, 5G019AA03
, 5G019CX03
, 5G019MX03
, 5G019SK02
, 5G019SY13
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (4件)
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特開昭61-108108
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記録及び/又は再生装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-347971
出願人:ソニー株式会社
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スイッチ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-182025
出願人:株式会社東海理化電機製作所
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回転つまみの取付装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-304644
出願人:松下電器産業株式会社
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