特許
J-GLOBAL ID:200903039855562420

モデル予測制御に基づくモータのトルク制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061642
公開番号(公開出願番号):特開2008-228419
出願日: 2007年03月12日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】 従来のベクトル制御の適用が困難なモータ駆動領域においても高性能なトルク(電流)制御を実現する手法として、モータの数式モデルに基づき電圧位相を高速に変化する手法が提案されているが、上記した技術は、定常時における数式モデルに基づいた手法であるため、その電流(トルク)応答は制限を受ける。また、定常時においても選択されるスイッチングベクトルの最適性は補償されていない。【解決手段】 モータの回転動作を制御する制御系と、前記モータを流れる電流、ロータ磁極位置および回転速度情報を基に、前記モータの回転動作を高性能に制御するために必要なトルク(電流)指令値に対して、過渡状態を考慮したモータモデルに基づき計算された未来のトルク(電流)挙動の誤差が最小化されるスイッチングベクトルを最適化問題の解として選択し、当該スイッチングベクトルを前記制御系にインプットすることにより問題となる速度域においても高応答トルク(電流)制御を実現した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
インバータを使用した三相交流駆動モータの回転動作制御系において、すべてのスイッチングモードの時系列を導出する第1ステップと、該モータに流れる電流、ロータ磁極位置および回転速度の情報を基に、第1ステップで導出された各時系列に対する未来の電流を導出する第2ステップと、第2ステップで導出された未来の電流値から最適スイッチングベクトルを導出する第3ステップと、第3ステップで導出されたスイッチングベクトルを回転動作制御系に導入する第4ステップとで構成されることを特徴とするモータのトルク制御方法。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 C
Fターム (4件):
5H505BB09 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505JJ04
引用文献:
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