特許
J-GLOBAL ID:200903039911863200

複合体のための濡れ表示

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武石 靖彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-524889
公開番号(公開出願番号):特表平11-500075
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】本発明は、高強度複合材を製造する際に、複合材の強化材(1)が複合材のマトリックスによって完全に濡れたという表示を得るための工夫に関する。課題となっている強化材は、マトリックスによって濡れた際に半透明/透明にならない例えば炭素繊維やアラミドから成る糸や繊維束と、例えばハンドレイアップという技術に係る製造において液体状態で適用される熱硬化性プラスチックから主に構成されたタイプのものである。強化材は表示糸/束を含んでおり、それはマトリックスによって濡れた際に半透明/透明になる。良好な表示は、表示糸/束が隣接の強化材料が完全に全体的に濡れた時だけ透明になる性質を有する場合に得られる。好ましくは、表示糸/束は、強化材を横切り、不浸透性の複合材の性質に影響を与えない量だけ、規則的に分配される。
請求項(抜粋):
熱硬化性プラスチックから成るマトリックス材料と強化材(1)とを含む複合材の製造において、前記強化材が前記マトリックス材料によって濡れたという表示を得るための工夫であって、前記強化材が、互いに平行な糸または繊維束から成る織物またはマットから構成されていて、縦糸、横糸および2つの隣接マットプライのそれぞれに強化材の異配向を有し、前記マトリックスによって濡れた際に半透明/透明にならない、例えば炭素繊維またはアラミドから成る繊維束から構成されるものにおいて、 前記工夫は、前記マトリックスによって濡れた際に半透明または透明になる表示糸/束(4)から構成されており、 前記表示糸/束は、少なくとも前記織物の前記縦糸又は横糸もしくは前記マットの前記プライの1つに、関連する強化糸/束と平行に挿入されており、 前記表示糸/束の体積は、前記複合材の性質が容認できない範囲まで影響を受けないように、前記強化糸/束の体積に対して小さくなっていることを特徴とする工夫。
IPC (7件):
B29C 70/10 ,  B29B 11/16 ,  C08J 5/04 ,  D03D 1/00 ,  D03D 15/00 102 ,  G01N 13/00 ,  B29K105:06
FI (6件):
B29C 67/14 X ,  B29B 11/16 ,  C08J 5/04 ,  D03D 1/00 A ,  D03D 15/00 102 Z ,  G01N 13/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • FRP用補強繊維織物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-046721   出願人:東レ株式会社

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