特許
J-GLOBAL ID:200903039915915344

継 手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-040114
公開番号(公開出願番号):特開2002-243087
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 液体を漏れ出させて押し輪が継手本体の所定位置まで螺合されていない場合を検知することができ、螺合が不十分であることに起因する不具合をなくすことができる継手を提供する。【解決手段】 継手12は継手本体13と、内筒部14と、押圧リング15と、押し輪17と、シールリング33とから主に構成され、内筒部14の外周面には螺旋状に延びる凹溝14aが形成されている。そして、押し輪17が継手本体13の所定位置にまで螺合されず、押圧リング15の樹脂パイプ11の外周面への締め付けが不十分であると、継手14内を流通する水により凹溝14aからシールリング33に水圧が直接的に作用するように構成されている。その結果、水圧によりシールリング33が弾性変形して樹脂パイプ11と内筒部14との間のシール機能が低下し、水が継手12から漏れ出る。
請求項(抜粋):
筒状をなす継手本体内から突設された内筒部に樹脂パイプの端部を外嵌し、当該樹脂パイプの外嵌された側の継手本体の端部の所定位置まで押し輪を螺合するに伴い、継手本体と押し輪との間に配設された締付部材により前記樹脂パイプの端部の外面を締め付け、当該締付部材が継手本体と押し輪との間に位置決めされることにより樹脂パイプを抜け止めするとともに、前記内筒部の外周面に装着されたシール部材に樹脂パイプの内周面を圧接させて内筒部と樹脂パイプとの間における液体に対するシール機能を発揮させるように構成した継手であって、前記シール部材の外径を内筒部の外径と同じ又は若干異なるように設定するとともに、内筒部の外面に凹部又は凸部を形成し、前記押し輪が継手本体の所定位置にまで螺合されていない状態では、前記凹部又は凸部により内筒部の先端から基端にかけて延びる隙間を樹脂パイプの内周面と内筒部の外周面との間に形成して、前記隙間からシール部材に作用する液体の圧力によるシール部材の変形により前記シール機能を低下させて液体を内筒部の基端側へ流通可能にしたことを特徴とする継手。
IPC (2件):
F16L 47/04 ,  F16L 19/08
FI (2件):
F16L 47/04 ,  F16L 19/08
Fターム (3件):
3H014GA10 ,  3H019HA02 ,  3H019HA03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 差込み式管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-309494   出願人:日本鋼管継手株式会社
  • 管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-135111   出願人:東尾メック株式会社, 井上スダレ株式会社
  • 樹脂パイプ用継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-240948   出願人:株式会社三栄水栓製作所
審査官引用 (2件)
  • 差込み式管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-309494   出願人:日本鋼管継手株式会社
  • 管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-135111   出願人:東尾メック株式会社, 井上スダレ株式会社

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