特許
J-GLOBAL ID:200903039932484047

マルチレベルスイッチング式電力変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255912
公開番号(公開出願番号):特開平10-108474
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でマルチレベルスイッチング式電力変換器の損失を確実に低減する。【解決手段】 直流電源1には直列接続された第1〜第4のIGBT7〜10が並列接続されており、IGBT7,8をオンした状態とIGBT8,9をオンした状態とを繰返すことにより出力端子6からは正電位+Vと中性点電位0Vとの間で変化するパルス電位が出力される。また、IGBT9,10をオンした状態とIGBT8,9をオンした状態とを繰返すことにより出力端子6からは負電位-Vと中性点電位0Vとの間で変化するパルス電位が出力される。この場合、スイッチング回数が少ないIGBT8,9のオン電圧はIGBT7,10に比較して低くなるようにその特性が設定されているので、IGBT8,9の定常損失を低減することにより各アーム4,5の損失を低減することができる。
請求項(抜粋):
夫々複数の電位が印加される複数の電位ラインと、一端が前記複数の電位ラインの内の最も高電位の電位ラインに接続され、複数の自己消弧形のスイッチング素子を直列接続してなり、各スイッチング素子間に素子間接続点を有する上アームと、一端が前記複数の電位ラインの内の最も低電位の電位ラインに接続され、他端が前記上アームと接続点に接続され、前記上アームの前記スイッチング素子と同一個数の自己消弧形のスイッチング素子を直列接続してなり、各スイッチング素子間に素子間接続点を有する下アームと、前記上アーム内の前記電位ラインに近い側の前記素子間接続点から順に、前記下アーム内の前記電位ラインに遠い側の前記素子間接続点へ順にアーム間接続点にて接続すると共に、前記アーム間接続点を、前記複数の電位ラインのうちの最も高電位と最も低電位との間の所定電位の電位ラインへ接続するクランプ用ダイオードとを有し、前記上アームと下アームの前記複数のスイッチング素子のうち、所定のスイッチング素子を作動させることで、前記上アームと前記下アームとの接続点へ前記複数の電位の何れかを出力するマルチレベルスイッチング式電力変換器であって、各アームを構成する前記複数のスイッチング素子のうち少なくとも1個のスイッチング素子は、各アーム内のスイッチング損失と定常損失が共に小さくなるように、同一アーム内の他のスイッチング素子とは異なる種類または異なる特性に設定されることを特徴とするマルチレベルスイッチング式電力変換器。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/5387
FI (2件):
H02M 7/48 Q ,  H02M 7/5387 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • マルチレベルインバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-132555   出願人:東洋電機製造株式会社
  • インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-241681   出願人:株式会社日立製作所
  • インバータ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-259072   出願人:本田技研工業株式会社

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