特許
J-GLOBAL ID:200903039977041448

圧縮機及び超臨界冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302850
公開番号(公開出願番号):特開2000-130369
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 超臨界冷凍サイクルにおいて、スクロール圧縮機に安定的に潤滑油を供給する。【解決手段】 作動室Vと貯油部210とを連通させるオイル通路220を形成するとともに、オイル通路220の作動室V側の開口部221を、複数個の作動室Vのうち、内圧Pが貯油部210の圧力Pdより低い所定の圧力Poから圧力Pd以上まで変化する作動室Vに連通するように開口させる。これにより、潤滑油は、複数個の作動室Vのうち圧力Pdが作動室Vの内圧Pより高い状態となっている作動室Vにのみ供給されるので、潤滑油が間欠的に圧縮機構Cpに供給されることとなる。したがって、オイル通路220の通路断面積を縮小させることなく、潤滑油が過度に供給されることを防止できるので、オイル通路220に異物が詰まることを防止できる。延いては、圧縮機構Cpに安定的に潤滑油を供給することができるので、圧縮機の性能及び信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
ハウジング(110)と、前記ハウジング(110)に対して固定された固定部(120)、及び固定部(120)に対して可動する可動部(130)により流体を吸入圧縮する複数個の作動室(V)を構成するとともに、前記可動部(130)の動きに連動して前記作動室(V)を前記固定部(120)に対して移動させながら前記作動室(V)の体積を縮小させる圧縮機構(Cp)と、前記圧縮機構(Cp)から吐出する流体から潤滑油を分離するとともに、その分離された潤滑油を蓄える貯油部(210)を有するオイル分離器(200)とを備え、前記作動室(V)と前記貯油部(210)とを連通させる連通路(220)を設け、さらに、前記連通路(220)のうち前記作動室(V)に向けて開口する出口側の開口部(221)は、前記複数個の作動室(V)のうち、内圧(P)が前記貯油部(210)の圧力(Pd)より低い所定の圧力(Po)から前記貯油部(210)の圧力(Pd)以上まで変化する作動室(V)に連通するように開口していることを特徴とする圧縮機。
IPC (5件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/02 311 ,  F04C 29/02 321 ,  F25B 1/04
FI (5件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 18/02 311 W ,  F04C 29/02 311 B ,  F04C 29/02 321 A ,  F25B 1/04 Y
Fターム (17件):
3H029AA02 ,  3H029AA11 ,  3H029AB03 ,  3H029AB05 ,  3H029BB06 ,  3H029CC06 ,  3H029CC09 ,  3H029CC23 ,  3H039AA02 ,  3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039CC03 ,  3H039CC08 ,  3H039CC27 ,  3H039CC33 ,  3H039CC42
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭58-197491
  • 特開平4-187887
  • 特開昭59-185892
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