特許
J-GLOBAL ID:200903039996894966

ガス識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089233
公開番号(公開出願番号):特開平11-264809
出願日: 1998年03月17日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 センサの個数を減らしつつガス識別能力を向上する。【解決手段】 バルブ3は、所定時間毎に参照ガスと試料ガスとを切り替えてフローセル2に導入する。信号処理部9は、ガスセンサ1が試料ガスに暴露されたときと参照ガスに暴露されたときとの切替目に生じる抵抗変化の過渡特性を読み込み、それを解析処理することにより試料成分を判断する。この過渡特性は、ガスセンサ1の感応膜への試料成分の吸着の容易性、感応膜内部への浸透・拡散の容易性等に依存するため、定常的な抵抗変化量では識別が困難である場合でも、明確に識別が可能になる。
請求項(抜粋):
a)複数の電極間に感応膜を有し、該感応膜に試料成分が付着したときの電極間の電気的変化を検出するガスセンサと、b)試料成分を含む試料ガスと該試料成分を含まない参照ガスとを切り替えて前記ガスセンサに導入する流路切替手段と、c)前記ガスセンサが参照ガスに暴露されている状態から試料ガスに暴露される状態に切り替わったとき、及び/又は、試料ガスに暴露されている状態から参照ガスに暴露される状態に切り替わったときの、該ガスセンサの検出信号の変動状態に基づいて試料成分を識別する信号処理手段と、を備えることを特徴とするガス識別装置。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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