特許
J-GLOBAL ID:200903040013273577

ロッド旋回機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348440
公開番号(公開出願番号):特開2001-162470
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 旋回部材を備え旋回するロッドにおいて、旋回開始時にはすばやく旋回を開始でき、旋回終端では静粛に停止できるロッド旋回機構を提供する。【解決手段】 案内溝50を形成してあるピストンロッドを正旋回時の軸線方向に移動させると、ガイドピン57は正旋回動作時の旋回始端Cに至り、正旋回時用案内面54に沿ってガイドピン57が相対的に案内されて余弦曲線の一部となっている移動軌跡をたどってロッドを旋回させる。旋回始端Cでは、余弦曲線に対する接線がロッド軸線に対して大きく傾いているので、ロッドはすばやく旋回動作に入ることができ、旋回終端Dの近傍手前では旋回終端Dに向けて徐々に旋回方向力が減少し、旋回終端Dでは旋回方向力が無くなり、ロッド旋回が静粛に止められる。
請求項(抜粋):
ロッド軸線方向推力により、ロッド外周に形成した案内溝と、その案内溝に係合するガイド部材とが軸線方向に相対移動してロッドを正逆旋回させ、ロッドに一体に設けた旋回部材が2つの旋回端の間を旋回するようになっているロッド旋回機構において、一方の旋回端を旋回始端として他方の旋回端へ向かう正旋回動作時と、他方の旋回端を旋回始端として一方の旋回端へ向かう逆旋回動作時とで、案内溝に対するガイド部材の相対的な移動軌跡が異なるように、案内溝の対向する案内面の一方を正旋回時用案内面に、他方を逆旋回時用案内面とし、これらの正旋回時用案内面、逆旋回時用案内面は、旋回始端から旋回中間にかけては、ガイド部材が、推力によって旋回方向力を生じるように軸線に対して傾斜した方向の移動軌跡をたどり、旋回終端にかけては、推力によってガイド部材が正弦、または、余弦曲線の一部となる移動軌跡をたどった後に、旋回終端において旋回方向力を生じないように案内される形状に形成されていることを特徴とするロッド旋回機構。
IPC (3件):
B23Q 3/06 301 ,  B23Q 3/06 304 ,  F15B 15/06
FI (3件):
B23Q 3/06 301 B ,  B23Q 3/06 304 B ,  F15B 15/06 C
Fターム (13件):
3C016CA01 ,  3C016CB01 ,  3C016CC02 ,  3H081AA03 ,  3H081BB01 ,  3H081CC25 ,  3H081DD18 ,  3H081DD26 ,  3H081EE29 ,  3H081GG04 ,  3H081GG15 ,  3H081GG23 ,  3H081HH04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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