特許
J-GLOBAL ID:200903040066623081

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-105839
公開番号(公開出願番号):特開平8-296552
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 斜板の最小傾角状態で最小容量の運転が行われるとき、ハウジング内の下部に溜まった潤滑油を循環冷媒ガス中に十分に取り込んで、内部の潤滑必要部分が潤滑不良に陥るおそれを防ぐとともに、構成を簡単にする。【構成】 圧力供給通路54の途中に電磁開閉弁55を設け、その開放に伴い圧力供給通路54を介して吐出室40内の冷媒ガスをクランク室25に供給するとともに、放圧通路51を介してクランク室25内の冷媒ガスを吸入室38に放出して、クランク25室内の調圧を行う。斜板30が最小傾角になったとき、圧力供給通路54及び放圧通路51を通る冷媒ガスの循環通路を形成して、内部の潤滑を行う。圧力供給通路54の入口部54aを吐出室40の最下部に開口するように設け、吐出室40の下部に溜まった潤滑油を、冷媒ガスとともに圧力供給通路54の入口部54aから循環通路内へ効果的に取り込むようにする。
請求項(抜粋):
ハウジングのシリンダボア内にピストンを往復動可能に収容し、ハウジングのクランク室内において回転軸には回転支持体を止着するとともに、その回転支持体にはピストンを往復動させるための斜板を傾動可能に支持し、ピストンを介したクランク室内の圧力とシリンダボア内の圧力との間の差に応じて斜板の傾斜角度を調節することにより、容量を変更できるようにした可変容量圧縮機において、吐出圧領域とクランク室との間に第1の通路を設けるとともに、クランク室と吸入圧領域との間に第2の通路を設け、第1の通路には同通路内を通過する冷媒ガス量を調節して、容量を制御するための容量制御弁を設け、第1の通路の吐出圧領域側の開口を吐出圧領域の下部に配置した可変容量圧縮機。
IPC (5件):
F04B 27/08 ,  F04B 27/14 ,  F04B 39/00 103 ,  F04B 39/02 ,  F04B 49/06 321
FI (6件):
F04B 27/08 Q ,  F04B 39/00 103 P ,  F04B 39/02 G ,  F04B 49/06 321 A ,  F04B 27/08 S ,  F04B 27/08 N
引用特許:
審査官引用 (2件)

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