特許
J-GLOBAL ID:200903040092223741
車両用制動装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊藤 洋二
, 三浦 高広
, 水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-131822
公開番号(公開出願番号):特開2004-330960
出願日: 2003年05月09日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】摩擦ブレーキのみにより車両の左右夫々の総制動力を維持したままブレーキ鳴きを抑制する。【解決手段】左右後輪RL、RRの少なくとも一方にブレーキ鳴きが発生したときは、左右後輪の油圧ブレーキ(EHB)の目標制動力をβ減少させ、かつ、左右後輪の電動パーキングブレーキ(EPB)にβの制動力を付与する。また、左右前輪FL、FRの少なくとも一方にブレーキ鳴きが発生したときは、左右前輪のEHBの目標制動力をα減少させ、かつ、左右後輪のEPBの目標駐車制動力をα付与する。これらにより、車両の左側および右側のそれぞれにおける総制動力を不変、かつ、4輪全体の総制動力を不変としたまま、制動力の変更によるブレーキ鳴きの回避、低減、抑制を行うことができ、車両挙動に異常がなく運転者に違和感を感じさせない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
左右前輪(FL、FR)および左右後輪(RL、RR)のいずれか一方の第1の左右輪および他方の第2の左右輪が、それぞれ第1および第2の目標制動力に応じて常用摩擦ブレーキ装置(7、4FL、4FR、4RL、4RR、3FL、3FR、3RL、3RR)が作動することにより制動される車両が備える車両用制動装置であって、
前記車両の各車輪のブレーキ鳴きを検出する鳴き検出手段(5FL、5FR、5RL、5RR、10)と、
前記第2の左右輪に、前記第2の目標制動力とは別に設定された目標駐車制動力に応じた制動力を付与する電動パーキングブレーキ(8、81L、81R、9RL、9RR)と、
前記鳴き検出手段により前記各車輪の少なくとも1つにブレーキ鳴きが検出されたときに、前記第1の左右輪に前記ブレーキ鳴きが検出された車輪である鳴き発生輪を含む場合は前記第1の目標制動力を第1の鳴き抑制変化量分減少して新たな第1の目標制動力を設定し、前記第2の左右輪に前記鳴き発生輪を含む場合は前記第2の目標制動力を第2の鳴き抑制変化量分減少して新たな第2の目標制動力を設定するとともに、前記目標駐車制動力を前記減少演算に用いられた第1および第2の鳴き抑制変化量の和に相当する制動力に設定し、かつ、前記第1および第2の目標制動力に応じて前記常用摩擦ブレーキ装置を作動し、前記設定した目標駐車制動力に応じて前記電動パーキングブレーキを作動する制御手段(10)と、
を備えることを特徴とする車両用制動装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
3D046BB07
, 3D046CC02
, 3D046CC06
, 3D046EE01
, 3D046EE02
, 3D046HH00
, 3D046HH02
, 3D046HH16
引用特許:
審査官引用 (2件)
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制動力制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-147638
出願人:トヨタ自動車株式会社
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車両用ブレーキ液圧制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-031745
出願人:トヨタ自動車株式会社
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