特許
J-GLOBAL ID:200903040136822826

超大入熱溶接熱影響部靭性に優れた低降伏比建築構造用厚鋼板の製造方法。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-078985
公開番号(公開出願番号):特開2003-277828
出願日: 2002年03月20日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課 題】 入熱400kJ/cmを超える超大入熱溶接の溶接熱影響部靭性に優れた低降伏比建築構造用厚鋼板の製造方法を提案する。【解決手段】 溶鋼に、Siおよび/またはMnを添加して脱酸し、溶存酸素量を0.0030〜0.0120質量%に調整したのち、REM を添加して、溶存酸素量を0.0010〜0.0050質量%に調整するとともに、C、Si、Mn、Pを適正範囲に調整し、さらに、S:0.0005〜0.0060%、REM :0.0030〜0.0200%、N:0.0040〜0.0070%を含み、さらにNb、Cu、Niのうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、Al、Tiをそれぞれ0.004 %以下に制限した組成の溶鋼とし、ついで鋳造して鋼素材としたのち、該鋼素材を1000°C以上に加熱したのち、圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、ついで、平均冷却速度を1°C/s以上、冷却停止温度を600〜250 °Cの範囲の温度とする加速冷却を施しついで空冷する。
請求項(抜粋):
溶鋼に、Siおよび/またはMnを添加して脱酸し、溶存酸素量を0.0030〜0.0120質量%に調整したのち、REM を添加し溶存酸素量を0.0010〜0.0050質量%に調整するとともに、組成を調整して、質量%で、 C:0.03〜0.18%、 Si:0.05〜0.40%、 Mn:0.5 〜 2.0%、 P:0.03%以下、 S:0.0005〜0.0060%、 REM :0.0030〜0.0200%、 N:0.0040〜0.0070%を含み、さらにNb:0.005 〜0.05%、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜1.0 %のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、AlおよびTiをそれぞれ0.004 %以下に制限した組成の溶鋼とし、ついで該溶鋼を鋳造して鋼素材としたのち、該鋼素材を1000°C以上に加熱したのち、圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、ついで、平均冷却速度を1°C/s以上、冷却停止温度を600 〜250 °Cの範囲の温度とする加速冷却を施し、ついで空冷することを特徴とする降伏比80%以下の低降伏比と、優れた超大入熱溶接熱影響部靭性を有する建築構造用厚鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C21D 8/02 B ,  C21C 7/04 D ,  C21C 7/06 ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/58
Fターム (28件):
4K013AA09 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013EA20 ,  4K013EA26 ,  4K013EA28 ,  4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CD05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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