特許
J-GLOBAL ID:200903040145713096

新規な合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 博樹 (外8名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-545607
公開番号(公開出願番号):特表2003-517099
出願日: 2000年12月15日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】マグネシウム処理鋳鉄において、所望の形態(柔らかい、屈曲性)の硫化物介在物を生成させることを可能にする。熱力学的には、MnSおよびMoS2は、マグネシウムの存在下では安定ではない。しかしながら、硫化マンガン/硫化モリブデンを含有する鋳鉄溶湯にマグネシウムをできるだけ遅い時期に、好ましくは溶融鋳鉄が鋳型に注入された際に添加することによって、マグネシウム処理鋳鉄中でこのような硫化物介在物を保存することができる。或いは別法として、マグネシウム反応が起こってマグネシウム、酸素および硫黄の間にその場での平衡が達成された後に、前記硫化物を鉄に直接添加することによっても、前記の鋳鉄が形成される。他の選択肢は、添加されたマグネシウムと結合するのに必要な化学量論的な量よりも過剰の硫黄含量を最初に与えることによって、所望の硫化物介在物の形成を促進する硫黄残量を保証することである。
請求項(抜粋):
CV黒鉛鋳鉄(CGI)またはダクタイル鋳鉄(SG)などのマグネシウム処理鋳鉄であって、該鋳鉄は介在物形成化合物の介在物を含み、該介在物が切削用インサートを潤滑するか、または切削刃上の保護層形成に寄与する、鋳鉄において、介在物は硫化マグネシウム(MnS)および二硫化モリブデン(MoS2)からなる群から選ばれることを特徴とする、マグネシウム処理鋳鉄。
IPC (3件):
C22C 37/04 ,  C22C 33/10 ,  C22C 37/00
FI (3件):
C22C 37/04 G ,  C22C 33/10 ,  C22C 37/00 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
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