特許
J-GLOBAL ID:200903040157455157

防爆機能を有する電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292743
公開番号(公開出願番号):特開平9-134715
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 電池内圧が上昇して前記内圧解放機能が作動することにより電池内圧が低下すると、上方に移動した封口板の突部が元の位置に戻ってリードと接続し、再び導通してしまう可能性があること。【解決手段】 有底円筒形の金属製電池ケース1と、この電池ケース1に収納された発電要素2と、この発電要素2の一方の電極に接続されたリード8と、リード8と電気的に接続され、かつ絶縁性の外側ガスケット7を介して電池ケース1の開口部に密封装着された蓋要素Aとからなる。蓋要素Aは、内部端子板5、絶縁リング6、可撓性の中間感圧板4、リング状PTC素子9、外部端子板3、内側ガスケット11、およびかしめリング12を有し、特に本願発明の特徴部分であるリング状弾性部材10が中間感圧板4と内部端子板5との間に圧縮された状態で挾持されている。
請求項(抜粋):
有底筒形の金属製電池ケース(1)と、この電池ケース(1)に収納された発電要素(2)と、この発電要素(2)の一方の電極に接続されたリード(8)と、該リード(8)と電気的に接続されるとともに絶縁性の外側ガスケット(7)を介して該電池ケース(1)の開口部に装着されて該開口部を塞ぐ蓋要素(A)とからなる電池において、該蓋要素(A)は、ガス抜き穴が形成された金属製の内部端子板(5)と、破断しやすい可撓性の金属板からなる中間感圧板(4)と、該中間感圧板(4)の上方にこれと電気的に接続した状態で積層されてなるガス抜き穴が形成された金属製の外部端子板(3)とを有し、該リード(8)の先端が該内部端子板(5)の下面に接続され、該内部端子板(5)の上方には該中間感圧板(4)が積層されて両部材は該中間感圧板(4)の中央部分(4c)で局部的に固着されることでその固着部分でのみ電気的に接続されるとともにこれら両部材の間には弾性部材(10)が圧縮された状態で介装され、該中間感圧板(4)と該内部端子板(5)間の接続が遮断された時に該弾性部材(10)は弾性復帰してその肉厚が増大し該中間感圧板(4)と該内部端子板(5)間の再接続を防止してなることを特徴とする防爆機能を有する電池。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34
FI (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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