特許
J-GLOBAL ID:200903040174716940

航行物体までの距離検出装置および距離検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-047283
公開番号(公開出願番号):特開2000-241545
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】音波を発信することなく、かつ設置を容易に行い得る航行物体までの距離検出方法を提供する。【解決手段】音波受信器11からの音圧信号に1回および2回微分を施し、音圧最大時の船舶の第1通過時点および最接近位置に対して45度方向の地点を通過する第2通過時点を検出し、次にこの音圧信号の周波数スペクトル解析を行うとともにその解析結果を、ずれ量検出部23に入力して、ドップラー効果により生じる両通過時点における周波数のシフト量を求め、次に対象航行物体判別部24にて、このシフト量が設定量以上の場合には検出対象航行船舶と判断して、ドップラー効果により船舶の速度および船舶までの距離を距離計算部27にて計算し、上記シフト量が設定量より小さい場合に、検出対象航行船舶でないと判断する。
請求項(抜粋):
海面または海中を航行する航行物体から発される音を海面下にて受信する音波受信器と、この音波受信器からの音圧信号に1回微分を施して音圧最大時における航行物体が通過する第1通過時点および上記音圧信号に2回微分を施して音圧信号の変曲点における航行物体が通過する第2通過時点を検出する測定位置通過時点検出部と、上記音波受信器からの音圧信号を入力して所定時間毎に音圧信号の周波数スペクトル解析を行う周波数解析部と、上記測定位置通過時点検出部からの第1および第2通過時点並びに周波数解析部からの周波数スペクトル解析結果をそれぞれ入力して、ドップラー効果により生じる周波数のずれ量を求めるずれ量検出部と、このずれ量検出部で求められた検出ずれ量と設定ずれ量とを比較して検出対象航行物体であるか否かを判断する対象航行物体判別部と、この対象航行物体判別部で検出対象航行物体であると判断されたずれ量を入力するとともにこのずれ量に基づき第2通過時点での航行物体の音波受信器方向での速度成分を求めた後、この速度成分から航行物体の進行方向での速度を検出する速度計算部と、上記2回微分された音圧波形の第1通過時点における2回微分値および上記速度計算部により求められた速度を入力して、最接近位置までの距離を計算する距離計算部とから構成したことを特徴とする航行物体までの距離検出装置。
IPC (2件):
G01S 15/46 ,  G01H 3/00
FI (2件):
G01S 15/46 ,  G01H 3/00
Fターム (22件):
2G064AA14 ,  2G064AB03 ,  2G064AB16 ,  2G064AB23 ,  2G064AB29 ,  2G064BA02 ,  2G064BD02 ,  2G064CC02 ,  2G064CC34 ,  2G064CC41 ,  2G064DD29 ,  5J083AA05 ,  5J083AB20 ,  5J083AD04 ,  5J083AD08 ,  5J083AE02 ,  5J083AE03 ,  5J083AF01 ,  5J083BE07 ,  5J083BE45 ,  5J083CA04 ,  5J083DA01
引用特許:
審査官引用 (8件)
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