特許
J-GLOBAL ID:200903040241811988

動力発生法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280762
公開番号(公開出願番号):特開平6-229257
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 動力発生法を得ることである。【構成】 液状炭化水素燃料または気体状炭化水素燃料、あるいは固体炭素質燃料の水性スラリーとのほぼ純粋の酸素による部分酸化により高温の生燃料ガスを発生する。生燃料ガスを浄化し、複数の間接熱交換器により冷却し、純化して硫黄を含まないきれいな燃料ガスを発生する。水が前記間接熱交換器の1つにおける冷却剤であり、それによりその水は加熱される。乾燥窒素ガスを温かい水で加湿し、加湿された窒素ガスを燃焼タービンの燃焼機へ別々に入れる。硫黄を含まないきれいな燃料ガスを生燃料ガスと共に間接熱交換器へ入れ、膨脹させてそれの温度および圧力を下げ、燃焼機へ別々に入れて、そこで、水で加湿された窒素ガスの存在する中で空気で燃焼させる。水で加湿された窒素ガスおよび十分に減少された量のNOx を含む煙道ガスを発生し、それを作動流体としてパワー発生膨脹タービンへ送る。それにより、大気を汚染することなしに出力パワーが増大し、効率が向上する。
請求項(抜粋):
次の工程を備える動力発生法。(1)CO2,H2S,COSより成る群から選択された少なくとも1つの酸ガスと、H2と、COと、H2Oと、およびそれらの混合物とを含む浄化された生燃料ガスを、複数の別々の間接熱交換手段内において、複数の別々の冷媒の流れにより露点以下に冷却し、複数のノックアウト・ドラム内で前記生燃料ガスから凝縮した水を分離して、脱水した生燃料ガスを生ずる。その際、前記冷媒の流れの少なくとも1つの流れは水であって、その水を、前記冷媒水の温度を低下させる窒素ガス加湿手段と、前記冷媒水の温度を上昇させて暖かい冷媒水を生じ、かつ生燃料ガスの流れの温度を低下させる前記間接熱交換器手段の少なくとも1つとの間の閉ループ内を循環させる。(2)約38〜316°C(100〜600°F)の範囲の温度、および約1480〜3549KPa(200〜500psig)の範囲の圧力の乾燥窒素ガスを、前記窒素ガス加湿手段内における(1)からの前記暖かい冷媒水に直接接触させ、前記窒素ガスを加熱してそれを水で加湿すると同時に冷媒水を冷却し、冷却された冷媒水を(1)内の前記間接熱交換手段へ再循環させて前記生燃料ガス流を冷却する。(3)(1)からの脱水された生燃料ガスを酸ガス除去領域における酸ガス溶剤で浄化することにより、硫黄含有ガス、および希望によりCO2 を前記燃料ガスから除去して、硫黄を含まない脱水された燃料ガスを生ずる。(4)(3)からの硫黄を含まない脱水された燃料ガス流と、(2)からの加湿された窒素ガスの前記流れとを燃焼領域へ別々に入れ、その混合したものを空気とともに燃焼して煙道ガスを生ずる。(5)(4)からの煙道ガスを膨脹タービンに通して動力を発生する。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-178731
  • 動力を発生させる方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-015868   出願人:テキサコ・デベロップメント・コーポレーション

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