特許
J-GLOBAL ID:200903040276294064

タイヤ空気圧低下判定方法およびこの方法を用いたタイヤ空気圧低下検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-275553
公開番号(公開出願番号):特開平7-125512
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】車両が高速走行中であっても、タイヤの空気圧低下を確実に検出することができるタイヤ空気圧低下判定方法およびこの方法を用いたタイヤ空気圧低下検出装置を提供すること。【構成】予め4つのタイヤW1 〜W4 を個別に減圧させたときの判定値の平均値を各速度ごとに求めるとともに、上記速度の中から基準速度を設定しておく。この基準速度に対する他の速度の比の2乗値を横軸にとり、基準速度の判定値に対する他の速度の判定値の比を縦軸にとって、速度と判定値との関係式を求め、これを予め制御ユニット2に備えられているROM2cに格納する。車両の実走行時において、タイヤW1 〜W4 の回転角速度に基づいて速度を算出し、この速度に対応する関係式の値を求め、演算された判定値をこの値で割ることにより、演算された判定値を速度に応じて補正する。
請求項(抜粋):
4輪車両に備えられている4つのタイヤの各回転角速度を検出し、当該検出された各回転角速度を判定式に代入することにより、タイヤの空気圧が低下しているか否かを判定するための判定値を求め、当該求められた判定値の次のように補正された値に基づいてタイヤの空気圧が低下しているか否かを判定するタイヤ空気圧低下判定方法であって、上記各タイヤをそれぞれ個別に減圧し、この状態の車両を予め定められた速度で走行させておき、そのときの上記判定値を上記判定式に基づいて求め、当該求められた判定値のうち予め定められた基準速度に対応する判定値を基準判定値として設定し、当該基準判定値に対する上記求められた判定値の比率と上記速度との対応関係を予め記憶しておき、車両の実走行時において、車両の速度を算出し、当該算出された速度に対応する上記比率を上記予め記憶されている対応関係に基づいて求め、当該求められた上記比率に基づいて、上記判定式に基づいて求められた判定値を補正することを特徴とするタイヤ空気圧低下判定方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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