特許
J-GLOBAL ID:200903040300508860

トナーの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229819
公開番号(公開出願番号):特開平10-090942
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 処理を簡略化し、製造時間を大幅に短縮できるトナーの製法の提供する。【解決手段】 トナーを調製するための方法であって、その方法は、(i)イオン性界面活性剤中に分散される色料よりなる色料分散を調製する工程と、(ii)前記色料分散を、樹脂粒子および対イオン界面活性剤よりなるラテックスまたはエマルション混合物と共に剪断する工程と、(iii)前述の剪断された混合物を、前記樹脂粒子のガラス転位温度(Tg)より低い温度で加熱し、静電結合トナーサイズ凝集体を形成する工程と、(iv)塩化カルシウム溶液とリン酸三ナトリウム溶液とから生成される本来の状態のリン酸三カルシウム固形粒子の安定剤を添加する工程と、(v)前述の(iii)と(iv)との混合物を、樹脂粒子のほぼTgより高い温度に加熱し、樹脂および色料よりなるトナーサイズ粒子を得る工程と、(vi)酸を用いて洗浄し、リン酸三カルシウムを溶解する工程と、(vii)任意に水を用いて洗浄し、得られるトナーを任意に乾燥する工程と、を含む。
請求項(抜粋):
トナーを調製するための方法であって、前記方法は、(i)イオン性界面活性剤中に分散される色料よりなる色料分散を調製する工程と、(ii)前記色料分散を、樹脂粒子および対イオン界面活性剤よりなるラテックスまたはエマルション混合物と共に剪断する工程と、(iii)前記の剪断された混合物を、前記樹脂粒子のガラス転位温度(Tg)以下で加熱し、静電結合トナーサイズ凝集体を形成する工程と、(iv)塩化カルシウム溶液とリン酸三ナトリウム溶液とから生成される本来の状態のリン酸三カルシウム固形粒子の安定剤を添加する工程と、(v)前記の(iii)と(iv)との混合物を、前記樹脂粒子のTgより高い温度に加熱し、樹脂および色料よりなるトナーサイズ粒子を得る工程と、(vi)酸を用いて洗浄し、前記リン酸三カルシウムを溶解する工程と、(vii)任意に水を用いて洗浄し、得られるトナーを任意に乾燥する工程と、を含むことを特徴とするトナーの製法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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