特許
J-GLOBAL ID:200903040314448623
口腔内即溶シームレスカプセルの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
棚井 澄雄
, 志賀 正武
, 青山 正和
, 鈴木 三義
, 柳井 則子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-268714
公開番号(公開出願番号):特開2004-105282
出願日: 2002年09月13日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】口腔内で容易に破れる口腔内即溶性を有し、製造時に皮膜硬化不良や潰れなどを生じ難い口腔内即溶シームレスカプセルの製造方法の提供。【解決手段】ゼラチンなどの皮膜形成剤とグリセリンなどの可塑剤とを含む皮膜物質で充填物質を被覆してなり、粒径が1〜10mm、皮膜物質と充填物質との質量比5:95〜70:30の範囲であるシームレスカプセルの製造方法であって、充填物質を含む芯液1と、皮膜物質を溶解した皮膜液3とを多重ノズル7から吐出させて多層液滴を形成し、硬化用液中に流しながら皮膜液を硬化させ、シームレスカプセルを形成し、硬化用液から分離したシームレスカプセルを後処理して実質的に相互付着性がないシームレスカプセルSCを形成する口腔内即溶シームレスカプセルの製造方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
皮膜形成剤と可塑剤とを含む皮膜物質で充填物質を被覆してなり、粒径が1〜10mm、皮膜物質と充填物質との質量比5:95〜70:30の範囲であり、前記可塑剤としてグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールからなる群から選択される1種または2種以上を用い、可塑剤の添加量が、水を除く皮膜物質全量に対し20〜70質量%の範囲である口腔内即溶シームレスカプセルの製造方法であって、以下の各工程:
前記充填物質を含む芯液と、前記皮膜物質を溶解した皮膜液とを調製する工程;
内方ノズルとその内方ノズルを囲む外方ノズルとを有する多重ノズルに、前記芯液を内方ノズルから、前記皮膜液を外方ノズルからそれぞれ吐出させるように供給し、該多重ノズルから多層液流を吐出させて多層液滴を形成する工程;
前記多層液滴を、流路内を流れる硬化用液中に流しながら前記皮膜液を硬化させ、皮膜物質で芯液を被覆してなるシームレスカプセルを形成する工程;
前記シームレスカプセルを含む硬化用液からシームレスカプセルを分離する工程;及び
硬化用液から分離したシームレスカプセルの表面に付着した硬化用液を除去するとともに、表面が乾燥して実質的に相互付着性がないシームレスカプセルを形成する工程;
とを含むことを特徴とする口腔内即溶シームレスカプセルの製造方法。
IPC (5件):
A61J3/07
, A23L1/00
, A61K9/48
, A61K47/10
, A61K47/34
FI (5件):
A61J3/07 L
, A23L1/00 C
, A61K9/48
, A61K47/10
, A61K47/34
Fターム (12件):
4B035LC16
, 4B035LE07
, 4B035LG04
, 4B035LK14
, 4B035LP36
, 4C076AA57
, 4C076BB01
, 4C076DD38
, 4C076EE23
, 4C076FF21
, 4C076FF33
, 4C076FF36
引用特許:
審査官引用 (2件)
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シームレスカプセルの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-246899
出願人:中外製薬株式会社
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ゼラチン固形物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-099917
出願人:小林製薬株式会社
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