特許
J-GLOBAL ID:200903040349922093

OFDM復調装置、OFDM復調プログラム、および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-334974
公開番号(公開出願番号):特開2007-142892
出願日: 2005年11月18日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】狭帯域キャリア周波数誤差を精度よく検出し、かつ補正する。【解決手段】シンボル単位積分部14は、加算部17の直後にデジタルフィルタ18を備えている。加算部17は、有効シンボル期間での位相回転量を累積加算する。デジタルフィルタ18は、累積加算された位相回転量を平滑化する。これによりシンボル単位積分部14は、位相回転量をシンボル単位で積分する。フィードバック演算部15は、積分値から1サンプリング点における位相回転量を算出し、CORDIC回路6にフィードバックする。CORDIC回路6は、1サンプリング点における位相回転量からOFDM信号の周波数誤差を補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有効シンボルおよび有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルで構成された伝送シンボルを伝送単位とするOFDM信号を復調するOFDM復調装置において、 上記OFDM信号の中心周波数のずれ量を補正するによって、補正OFDM信号を出力するキャリア周波数誤差補正手段と、 上記補正OFDM信号と、有効シンボル期間長前に入力された遅延補正OFDM信号との複素相関値を算出する複素相関演算手段と、 上記複素相関から、一伝送シンボルごとに一定区間の区間平均値を求める区間平均演算手段と、 上記区間平均値から、一有効シンボル期間における位相回転量を求める位相回転演算手段と、 上記位相回転量をシンボル毎に累積加算した積分値を求めるシンボル単位積分演算手段と、 上記積分値から、1サンプリング点当たりの位相回転量を算出することによって、上記OFDM信号の中心周波数のずれ量を示す補正信号を、上記キャリア周波数誤差補正手段に出力するフィードバック演算手段とを備えており、 上記シンボル単位積分演算手段は、 上記位相回転量を累積加算することによって、積分値を求める累積加算手段と、 上記積分値を平滑化することによって、平滑化された積分値を求めるデジタルフィルタ手段と、 上記デジタルフィルタ手段によって平滑化された上記積分値を、1シンボル遅延させ、上記累積加算手段に出力するシンボル遅延手段とを備えていることを特徴とするOFDM復調装置。
IPC (1件):
H04J 11/00
FI (1件):
H04J11/00 Z
Fターム (4件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • OFDM復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-382211   出願人:ソニー株式会社

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