特許
J-GLOBAL ID:200903040362821700

粉末成形用熱可塑性エラストマー組成物、該組成物のパウダー、該パウダーを用いる粉末成形方法及び該パウダーを粉末成形してなる成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-138362
公開番号(公開出願番号):特開2001-049052
出願日: 2000年05月11日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリオレフィン系樹脂及び特定の水添ジエン系共重合体を必須の成分として含有し、柔軟性に優れ、折り曲げた時に折り曲げられた部分が白化しにくく、更には80°Cからポリオレフィン系樹脂の融点未満の温度で加熱した時に光沢を発しない成形体を与え得る粉末成形用熱可塑性エラストマー組成物、該組成物のパウダー、該パウダーを用いる粉末成形方法及び該パウダーを粉末成形してなる成形体を提供する。【解決手段】 ポリオレフイン系樹脂100重量部及び特定の水添ジェン系共重合体10〜1000重量部を含有する、250°Cにおける複素動的粘度η*(1)が1.5×105ポイズ以下であり、かつニュートン粘性指数nが0.67以下である粉末成形用熱可塑性エラストマー組成物。
請求項(抜粋):
下記(イ)100重量部及び(ロ)10〜1000重量部を含有する、250°Cにおける複素動的粘度η*(1)が1.5×105ポイズ以下であり、かつニュートン粘性指数nが0.67以下である粉末成形用熱可塑性エラストマー組成物。(イ):ポリオレフィン系樹脂(ロ):下記?@〜?Fのすべての条件を充足する水添ジエン系共重合体?@:水添ジエン系共重合体が下記(A)及び(B)の構造単位を含有すること(A):ビニル芳香族化合物重合体ブロック(B):下記(B1)、(B2)及び(B3)から選ばれる少なくとも一種類のブロック(B1):ビニル芳香族化合物と共役ジエンのランダム共重合体ブロックが水添されてなるブロック(B2):ビニル芳香族化合物と共役ジエンとからなり、ビニル芳香族化合物が漸増するテーパー状ブロックが水添されてなるブロック(B3):共役ジエン重合体ブロックが水添されてなるブロック?A:水添ジエン系共重合体中に含まれる全ビニル芳香族化合物単位含有量(T)が10〜18重量%であること?B:水添ジエン系共重合体中の全ビニル芳香族化合物単位含有量に対する上記?@の(A)のビニル芳香族化合物単位含有量の割合(S:百分率)が3%以上であること?C:水添ジエン系共重合体中の水添された全共役ジエン単位数に対する炭素数2以上の側鎖を有する水添された共役ジエン単位数の割合(V:百分率)が60%を超えること?D:水添ジエン系共重合体中の上記?Aの(T)、上記?Bの(S)及び上記?Cの(V)との関係が下記式(1)を満足すること V≦0.375×S+1.25×T+40 (1)?E:水添ジエン系共重合体中における共役ジエン単位の二重結合の80%以上が水添されていること?F:水添ジエン系共重合体の数平均分子量が5万〜40万であること
IPC (12件):
C08L 23/02 ,  B29C 41/18 ,  B32B 25/14 ,  C08F297/04 ,  C08J 3/12 ,  C08J 3/12 CER ,  C08J 5/00 ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  C08L 23/08 ,  C08L 53/02 ,  B29K 21:00
FI (11件):
C08L 23/02 ,  B29C 41/18 ,  B32B 25/14 ,  C08F297/04 ,  C08J 3/12 Z ,  C08J 3/12 CER A ,  C08J 5/00 ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  C08L 23/08 ,  C08L 53/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る