特許
J-GLOBAL ID:200903040380622022

廃水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-022243
公開番号(公開出願番号):特開平11-216494
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】小型化することができ、膜分離装置を使用する必要がなく、コストを低くすることができるようにする。【解決手段】汚泥水に脱水処理を施し、前記汚泥水を生物処理原水と脱水ケーキとに分離させる脱水機33と、生物処理原水に生物学的硝化脱窒素処理を施し、活性汚泥及び生物処理水から成る混合液を形成する硝化脱窒素槽34と、混合液に無機凝集剤を添加することによって、前記混合液中の汚濁物質を凝集させる混和槽37と、混合液の固液分離を行って凝集汚泥と上澄水とに分離させる高速沈殿槽38とを有する。そして、該高速沈殿槽38に、清澄層、凝集フロック層及び濃縮汚泥層が形成される。混和槽37において、前記混合液中の汚濁物質が凝集され、沈降性の高い凝集汚泥になるので、膜分離装置を使用する必要がない。
請求項(抜粋):
(a)し尿及び浄化槽汚泥を汚泥水として受けて、該汚泥水に脱水処理を施し、前記汚泥水を生物処理原水と脱水ケーキとに分離させる脱水機と、(b)該脱水機から前記生物処理原水を受けて、該生物処理原水に生物学的硝化脱窒素処理を施し、活性汚泥及び生物処理水から成る混合液を形成する硝化脱窒素槽と、(c)該硝化脱窒素槽から前記混合液を受けて、該混合液に無機凝集剤を添加することによって、前記混合液中の汚濁物質を凝集させる混和槽と、(d)該混和槽から前記混合液を受け、該混合液の固液分離を行って凝集汚泥と上澄水とに分離させる高速沈殿槽とを有するとともに、(e)該高速沈殿槽に、液面から底部に向けて、主に上澄水から成る清澄層、主にフロックから成りスラッジブランケット効果をもたらす凝集フロック層、及び主に凝集汚泥から成る濃縮汚泥層が順に形成されることを特徴とする廃水処理装置。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  B01D 21/08 ,  C02F 1/52
FI (4件):
C02F 3/34 101 B ,  B01D 21/08 F ,  B01D 21/08 C ,  C02F 1/52 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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