ハニカムサンドイッチパネルの製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：荒船博司 , 荒船良男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-282681
公開番号（公開出願番号）：特開2005-047180
出願日： 2003年07月30日
公開日（公表日）： 2005年02月24日
要約：

【課題】成形に要する労力や費用を格段に削減しながら、高品質で軽量の製品を得ることができるハニカムサンドイッチパネルの製造方法を提供する。【解決手段】ハニカムコア10と、このハニカムコアの両面に接着される繊維強化樹脂複合材のスキンと、を有するハニカムサンドイッチパネルの製造方法において、プリプレグ20、30を型板2、3の上に一層毎に脱気圧縮処理を施しながら積層し、定盤1の上に型板3、プリプレグ30、ハニカムコア10、プリプレグ20及び型板2をこの順で積層して積層体を構成し、この積層体を真空バッグフィルム6で被覆して真空バッグフィルム6内の真空引きを行って積層体を第1成形圧力で加圧し、その後、真空バッグフィルム6内の圧力を大気圧まで特定昇圧速度で上昇させて特定時間保持し、真空バッグフィルム6を介して積層体を第2成形圧力で外部から加圧しながら所定時間加熱する。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

ハニカムコアと、このハニカムコアの両面に接着される繊維強化樹脂複合材の上下面スキンと、を有するハニカムサンドイッチパネルの製造方法において、上下面スキン用プリプレグを、各々上下面型板の上に、一層毎に脱気圧縮処理を施しながら積層するプリプレグ積層工程と、基台の上に前記下面型板及び前記下面スキン用プリプレグをこの順で配置し、前記下面スキン用プリプレグの上に前記ハニカムコアを配置し、前記ハニカムコアの上に前記上面スキン用プリプレグ及び前記上面型板をこの順で配置する積層体形成工程と、前記上下面型板、前記上下面スキン用プリプレグ及び前記ハニカムコアを含む積層体の側面に側方治具を配置して前記基台に固定する側方治具固定工程と、前記側方治具及び前記積層体を真空バッグフィルムで被覆し、前記真空バッグフィルム内の空気の排出を行って前記真空バッグフィルム内の圧力を所定の真空圧とする真空引工程と、前記真空バッグフィルム内の圧力を前記真空圧のまま保持しながら、前記真空バッグフィルムを介して前記積層体を外部から第1成形圧力まで加圧する第1加圧工程と、前記第1成形圧力を保持しながら前記真空バッグフィルム内の圧力を前記真空圧から大気圧まで特定昇圧速度で上昇させた後、前記真空バッグフィルム内の圧力を大気圧のまま特定時間保持する内部昇圧工程と、前記真空バッグフィルムを介して前記積層体を外部から第2成形圧力まで加圧する第2加圧工程と、前記第2成形圧力を保持しながら前記積層体を所定時間加熱することにより、前記上下面スキンの成形と、前記上下面スキンと前記ハニカムコアとの接着と、を同時に行う加熱工程と、を備えることを特徴とするハニカムサンドイッチパネルの製造方法。

IPC (4件)：

B32B3/12 , B29C43/20 , B29C43/56 , B29C65/02

FI (4件)：

B32B3/12 A , B29C43/20 , B29C43/56 , B29C65/02

Fターム (41件)：

4F100AG00 , 4F100BA03 , 4F100BA10B , 4F100BA10C , 4F100DC02A , 4F100DG01B , 4F100DG01C , 4F100DH01B , 4F100DH01C , 4F100EC182 , 4F100EH01 , 4F100EJ171 , 4F100EJ172 , 4F100EJ241 , 4F100EJ422 , 4F100GB07 , 4F100GB31 , 4F100JL03 , 4F204AB11 , 4F204AB25 , 4F204AD16 , 4F204AG18 , 4F204AM28 , 4F204FA13 , 4F204FB01 , 4F204FB21 , 4F204FG03 , 4F204FG09 , 4F204FN11 , 4F204FN15 , 4F204FQ37 , 4F211AC03 , 4F211AD16 , 4F211AG03 , 4F211TA13 , 4F211TC01 , 4F211TJ22 , 4F211TN01 , 4F211TQ01 , 4F211TQ07 , 4F211TQ08

引用特許：

出願人引用 (1件)

複合材を用いたハニカムサンドイッチ構造の製造方法及び該ハニカムサンドイッチ構造の製造に使用する成形治具
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-138508 出願人：富士重工業株式会社

前のページに戻る