特許
J-GLOBAL ID:200903040434819226
内燃機関のバルブ特性制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-206649
公開番号(公開出願番号):特開2008-031923
出願日: 2006年07月28日
公開日(公表日): 2008年02月14日
要約:
【課題】吸気バルブの最大リフト量及び開弁期間の目標値を出力要求に基づいた値から他の値に切り替える場合、或いはその目標値を出力要求に基づいた値に復帰させる場合に生じやすい機関出力の変動を好適に抑制することのできる内燃機関のバルブ特性制御装置を提供する。【解決手段】電子制御装置26は、リフト量可変機構14の駆動に伴う吸気バルブ9の開弁時期の変化をバルブタイミング可変機構13の駆動制御を通じて補償する。また、出力要求の状態が吸気バルブ9の閉弁時期を吸気下死点付近の時期にする出力要求領域内にあるときには、目標値を切り替えてノッキングの発生を抑制する。そして、出力要求の状態が出力要求領域外となったときには、切り替えられた目標値を復帰させる。そうした目標値の切り替え及び復帰に伴う開弁期間の変更途中にあってバルブオーバラップ量が所定範囲を超えるときには、リフト量可変機構14の駆動を一時的に停止させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
吸気バルブのバルブタイミングを可変設定するバルブタイミング可変機構と、前記吸気バルブの最大リフト量及び開弁期間を可変設定するリフト量可変機構を備える内燃機関に適用され、同機関に対する出力要求に基づいて前記最大リフト量及び開弁期間の目標値を設定し、当該目標値に向けて前記最大リフト量及び開弁期間が変化するように前記リフト量可変機構を駆動制御する内燃機関のバルブ特性制御装置において、
前記リフト量可変機構の駆動に伴う前記吸気バルブの開弁時期の変化を前記バルブタイミング可変機構の駆動制御を通じて補償する開弁時期補償手段と、
前記出力要求の状態が、同出力要求に基づいて前記目標値を設定した場合の吸気バルブの閉弁時期を吸気下死点付近であって同吸気下死点を含む所定範囲内の時期にする出力要求領域内にあるときに、前記目標値を前記出力要求に基づいて設定される値とは異なる他の値に切り替えて前記閉弁時期を前記所定範囲外の時期にする目標値切替手段と、
前記出力要求の状態が前記出力要求領域外となったときには、前記目標値切替手段にて切り替えられた前記目標値を前記出力要求に基づいて設定される値に復帰させる目標値復帰手段と、
前記目標値の切り替え及び復帰に伴う前記開弁期間の変更途中にあって、バルブオーバラップ量が所定の範囲を超えるときには、前記目標値に向けて駆動されている前記リフト量可変機構の駆動速度を変更する変更手段とを備える
ことを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。
IPC (2件):
FI (4件):
F02D13/02 G
, F02D13/02 J
, F02D43/00 301K
, F02D43/00 301Z
Fターム (43件):
3G092AA01
, 3G092AA11
, 3G092DA06
, 3G092DA07
, 3G092DA09
, 3G092DC03
, 3G092EA02
, 3G092EA09
, 3G092EA11
, 3G092EA14
, 3G092EC02
, 3G092EC03
, 3G092FA05
, 3G092FA16
, 3G092GA12
, 3G092GA13
, 3G092HA01Z
, 3G092HA06Z
, 3G092HA13Z
, 3G092HC05Z
, 3G092HE03Z
, 3G092HE05Z
, 3G092HF08Z
, 3G384AA01
, 3G384BA05
, 3G384BA26
, 3G384CA12
, 3G384CA13
, 3G384CA21
, 3G384DA15
, 3G384DA55
, 3G384EA02
, 3G384EA06
, 3G384EB02
, 3G384EB10
, 3G384ED07
, 3G384FA01Z
, 3G384FA04Z
, 3G384FA06Z
, 3G384FA33Z
, 3G384FA49Z
, 3G384FA58Z
, 3G384FA61Z
引用特許: