特許
J-GLOBAL ID:200903040436460403

抵抗溶接機の電動加圧制御方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276511
公開番号(公開出願番号):特開平11-090642
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 抵抗溶接機の電極加圧用電動モータのトルク電流を制御することによって溶接時の散りの発生を抑制し溶接品質向上を図る。【解決手段】 電動モータにより加圧軸を駆動する抵抗溶接方法において,予めワークを挿入しない状態で電極チップ4,5同志を加圧した時のチップ先端位置を原点として記憶し,ワーク接合部の板厚値t1 +t2 と,溶接した時に散りが発生しないワーク間の隙間許容値a1 とを定め,板厚値と許容値を加算した基準値A1 を保持し,次いで両電極チップが溶接に必要な加圧力に達したときの実際のチップ間距離A2 を検出し,その検出値と基準値とを比較し,チップ間距離が基準値より大きいとき,電動モータのトルク電流値を増大させ,チップ間距離が基準値に達するまで加圧力を上昇させる。
請求項(抜粋):
電動モータにより加圧軸を駆動して,その加圧軸の先端に設けた電極チップと,これに対応する他の電極チップとの間でワークを加圧通電して溶接する抵抗溶接方法において,予め電極チップ間にワークを挿入しない状態で電極チップ同志を加圧し,その加圧した時のチップ先端位置を原点として記憶し,ワーク接合部の板厚値(t1 +t2 )と,そのワーク接合部を溶接した時に散りが発生するかしないかの限界にあたるワーク間の隙間許容値(a1 )とを定め,前記板厚値と前記許容値を加算した基準値(A1 )を保持し,次いで上記両電極チップがワーク接合部を挟持し,溶接に必要な加圧力に達したときの実際のチップ間距離(A2 )を検出し,その検出したチップ間距離(A2 )と前記基準値(A1 )とを比較し,その比較した結果,チップ間距離が前記基準値より大きいとき,前記電動モータのトルク電流値を増大させ,前記チップ間距離(A2 )が前記基準値(A1 )に達するまで加圧力を上昇させることを特徴とする抵抗溶接機の電極加圧制御方法。
IPC (4件):
B23K 11/24 340 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/11 520 ,  B23K 11/25 513
FI (4件):
B23K 11/24 340 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/11 520 ,  B23K 11/25 513
引用特許:
審査官引用 (1件)

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