特許
J-GLOBAL ID:200903040482447900

射出成形同時絵付け装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小西 淳美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187153
公開番号(公開出願番号):特開平11-019967
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 射出成形同時絵付け装置とその方法において、射出成形型で絵付シートを真空成形により予備成形する為に予め加熱軟化する際に、キャビティ内空気の熱膨張により絵付シートが膨れ熱盤側に接近するのを抑制し、安定的な加熱ができる様にする。【解決手段】 通気孔4を有する型Bのキャビティ3内の気圧を、キャビティ内の気体の一部をキャビティ外に出すことにより、調整する気圧調整手段を設ける。例えば、気圧センサ30で圧力を検知しつつ調圧用弁52を開いて真空成形用の真空タンク61で吸引して、気圧を適量にする。
請求項(抜粋):
型Aと、通気孔を有し絵付シートの予備成形型を兼用する型Bとからなる一対の成形型を用い、型開状態にある両型の間に絵付シートを供給して型Bに対して位置固定し、該位置固定された絵付シートを、加熱面を該絵付シートに非接触状態に対向させた熱盤で加熱軟化させ、前記通気孔から吸気して、絵付シートを型Bのキャビティ面に沿うように真空成形し、次いで、熱盤を両型の間から外部に退避させた後、両型を型締めし、両型で形成されるキャビティに樹脂を射出し、成形と同時に絵付シートにより成形品表面を絵付けする射出成形同時絵付け方法を実施する為に用いる射出成形同時絵付け装置において、予備成形型となる型Bのキャビティが絵付シートによって密閉される様に、型Bに対して位置固定された絵付シートを、熱盤で非接触加熱する際に、型Bのキャビティ内の空気の熱膨張によりキャビティ内の気圧が高くなることを抑制して、位置固定された絵付シートが、熱盤側に膨らみ接近する事を抑制しながら加熱する為に、少なくとも、型Bのキャビティ内の気体の一部をキャビティ外部に出すことによりキャビティ内の気圧を調整する気圧調整手段を備えた、射出成形同時絵付け装置。
IPC (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/34 ,  B29L 9:00
FI (2件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/34
引用特許:
審査官引用 (4件)
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