特許
J-GLOBAL ID:200903040521238418

有機ケイ素化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 純子 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-071291
公開番号(公開出願番号):特開2001-328990
出願日: 2001年03月13日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】【課題】 アリールビニルをヒドロシリル化することにより、α位に位置選択的にシリル基を導入すること。【解決手段】 有機金属化合物(II)と、シラン(III)と、アリール誘導体(IV)を反応させ、有機ケイ素化合物(I)を製造する。【化1】(式中、Arは、アリール基、R1、R2及びR3は、水素原子;ハロゲン原子;炭化水素基;アルコキシ基等、R4は、水素原子等、Mは、周期表の第3族〜第5族またはランタニド系列の金属;L1及びL2は、非局在化環状η5-配位系配位子;Z1及びZ2は、脱離基を示す。)有機金属化合物(II)と、シラン(III)とを混合し、次いで、得られた混合物とアリール誘導体(IV)とを更に混合させる。あるいは、L1及びL2として、嵩高い非局在化環状η5-配位系配位子を用いる。有機ケイ素化合物(I)のシリル基を酸化し、水酸基に変換する。
請求項(抜粋):
下記式(I)で示される有機ケイ素化合物の製造方法であって、【化1】(式中、Arは、置換基を有していてもよいアリール基であり、R1、R2及びR3は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、水素原子;ハロゲン原子;ハロゲン原子を含む置換基を有していてもよいC1〜C40炭化水素基;ハロゲン原子を含む置換基を有していてもよいC1〜C40アルコキシ基;又は、ハロゲン原子を含む置換基を有していてもよいC6〜C40アリールオキシ基であり、ただし、R1、R2及びR3の全てが水素原子である場合を除く、R4は、水素原子又は置換基を有していてもよいC1〜C6炭化水素基である。)下記式(II)で示される有機金属化合物と、【化2】(式中、Mは、周期表の第3族〜第5族またはランタニド系列の金属を示し;L1及びL2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、非局在化環状η5-配位系配位子を示し、ただし、L1及びL2は、架橋されていてもよく、Z1及びZ2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、脱離基を示す。)下記式(III)で示されるシランとを溶媒中で混合し、【化3】(式中、R1、R2及びR3は、上記の意味を有する。)次いで、得られた混合物と下記式(IV)で示されるアリール誘導体とを更に混合させる【化4】(式中、Ar及びR4は、上記の意味を有する。)ことを特徴とする有機ケイ素化合物の製造方法。
IPC (5件):
C07F 7/08 ,  C07C 29/48 ,  C07C 33/22 ,  C07F 7/12 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07F 7/08 C ,  C07F 7/08 G ,  C07C 29/48 ,  C07C 33/22 ,  C07F 7/12 R ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (4件)
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