特許
J-GLOBAL ID:200903040540357860

軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141329
公開番号(公開出願番号):特開平11-336771
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 潤滑油含有ポリマ部材の破損を良好に防止することができ、しかも、低コストで簡単に製作することができる軸受装置を提供する。【解決手段】 この軸受装置1は、外輪2と内輪3との間に多数の円すいころ4が介挿された軸受体5としての円すいころ軸受の外輪2と内輪3との間の空間に潤滑油含有ポリマ部材6が封入され、該潤滑油含有ポリマ部材6には鋼製の補強部材7が埋設されている。補強部材7は、軸方向の長さが内輪3と略同等で且つ円すいころ4の角度と略同等角のテーパ円筒状をなして外輪2と内輪3との間に挿入されている。補強部材7の周壁には、円すいころ4より若干大きい穴8が円周方向に略等間隔で該円すいころ4の個数に応じて打ち抜きにより形成されている。各穴8にはそれぞれ円すいころ4が非接触で挿入されており、該挿入状態においては、穴8の内周縁と円すいころ4との間には潤滑油含有ポリマ部材6が配置されている。
請求項(抜粋):
外輪と内輪との間に多数の転動体が介挿された軸受体の前記外輪と前記内輪との間の空間に潤滑油含有ポリマ部材が封入された軸受装置において、円周方向に略等間隔に配置されて円周方向に互いに隣り合う各転動体の間に非接触で挿入される挿入部と、少なくとも前記転動体の軸方向の一側に配置されて前記挿入部の端部が連結される円環部とを備えた補強部材を具備し、該補強部材と前記転動体との間に前記潤滑油含有ポリマ部材が配置されるように前記補強部材を該潤滑油含有ポリマ部材に埋設したことを特徴とする軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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