特許
J-GLOBAL ID:200903040541161640

階層ストリームにおけるマルチキャストルーチング方法、その装置及びプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-186281
公開番号(公開出願番号):特開2002-009822
出願日: 2000年06月21日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】【課題】 問い合わせ数が少なく、ノード、ネットワークの負荷を小とし、計算量も小さくする。【解決手段】 ノードnn で新規参加要求が発生すると、そのノードが要求する階層符号化における帯域cr を含む問い合わせメッセージMQ を、最小全域木に沿うソースns への経路(nn -n1 -n2 -ns )へ送信し、既存参加ノードでなければMQ を単に次に転送し、既存参加ノードn2 に達すると、cr を用いて、n2 にnn を接続してそのマルチキャストツリーに参加したら生じるツリーコストの増分V(n2 )をMQ に加えて、マルチキャストツリーに沿ってns の方向の経路(n2 -n3 -ns )へMQ を送り、各既存参加ノードでMQ にV(n3 )を加えて順次転送し、ns ではV(ns )を計算し、受信したV(n2 ),V(n3 )とV(ns )と最小値を与えるノードを接続先ノードとして、応答メッセージMR をnn へ送る。nn は接続先ノードに最短経路で接続する。
請求項(抜粋):
通信ネットワークの各ノードで階層符号化されたストリーム(以下階層ストリームと記す)から任意のレイヤ数だけ受信することが可能とされた通信ネットワーク上で、マルチキャスト通信に参加あるいは離脱するノードが逐次的に発生したとき、動的にマルチキャストサービスを行うことができるマルチキャストルーチング方法において、新規参加ノードよりマルチキャスト通信への接続要求が発生すると、新規参加ノードから最小全域木に沿って上記マルチキャスト通信のソースへ向う方向へ、その新規参加ノードが要求する階層ストリームのレイヤ数またはその帯域を含む問い合わせメッセージを送信し、上記最小全域木に沿うソースへ向う経路上におけるノードは既存マルチキャストツリーに含まれていない場合は受信した問い合わせメッセージを次のノードに転送し、既存マルチキャストツリーに含まれているノードは、受信した問い合わせメッセージ中の上記レイヤ数または帯域を用いて、上記新規参加ノードが上記既存マルチキャストツリーにそのノードに接続して加入した場合に生じるツリーコストの増分を表わす評価値を計算し、その評価値を上記受信した問い合わせメッセージに含めて、上記既存マルチキャストツリーに沿ってソースへ向う方向へ送信し、上記問い合わせメッセージを受信したノードが上記ソースであれば、そのソースで計算した上記評価値と、受信した問い合わせメッセージ中の評価値との中から最小値を求め、その最小値を与えるノードを接続先ノードとし、その接続先ノードを含む応答メッセージを上記新規参加ノードに送信し、上記応答メッセージを受信した上記新規参加ノードは応答メッセージ中の接続先ノードに最短経路で接続することを特徴とする階層ストリームにおけるマルチキャストルーチング方法。
Fターム (6件):
5K030GA01 ,  5K030GA19 ,  5K030HA08 ,  5K030LB06 ,  5K030LC09 ,  5K030LD02

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